2200億円削減一応の決着、しかし・・・

社会保障費の伸び、抑制額は実質200億円に 埋蔵金などで穴埋め

政府・与党は16日、2009年度の社会保障費の伸びを2200億円抑制する方針について対応策を固めた。年金特別会計の基金を1400億円取り崩すとともに、一般財源化する道路特定財源からも600億円分を捻出(ねんしゅつ)。実質的な社会保障費の抑制額は、後発医薬品の利用促進による200億円にとどまる。たばこ増税の断念などで迷走した社会保障費の抑制問題は、「埋蔵金」をひねり出す付け焼き刃の決着となる。

政府は来年度予算の概算要求基準で定めた社会保障費の抑制方針を守るため、たばこ税の引き上げ分を充当して抑制額を減らす方法を一時検討した。同基準には「新たな安定財源」を確保すれば、抑制枠を見直せる規定があるためだ。しかし、総選挙を控えて増税に慎重な与党が反対し、たばこ税に替わる財源が焦点となっていた。

【日経新聞 】



基金廃止、1400億円圧縮 社会保障費抑制

政府は16日、社会保障費の伸び2200億円抑制について、健康保険組合を財政支援する基金から約1400億円を財源に回し、抑制幅を圧縮する検討に入った。一般財源化する道路特定財源から約600億円を財源に回すことを決めており、圧縮幅は2千億円となる。抑制は薬の後発品使用促進による約200億円にとどまり、09年度予算での2200億円の抑制は事実上決着する。

政府が検討しているのは、財政難の健保支援などに使っている基金「特別保健福祉事業資金」1.5兆円を廃止し、その中の約1400億円を一般会計に回す案だ。
基金は、もともとは年金特別会計の資金。1.5兆円のうち、1400億円は基金の積み増し分として、一般会計から投入されたもので、いずれ一般会計に戻す予定だった。2200億円の積み上げを迫られた厚労省は基金を廃止し、1400億円を一般会計に戻すことで、圧縮財源に充ててもらう方針だ。残り1兆3600億円は年金特会に戻す。
ただ、道路財源も健保支援資金も計上できるのは1年限り。社会保障費の伸びを継続的に抑えるという「骨太の方針06」の理念に反するもので、「数字のつじつま合わせ」という面が強い。
特別保健福祉事業は90年度から始まり、財源は、1.5兆円の運用収入を充てている。今年度は予算ベースで192億円。高齢者医療への拠出金増加で負担が重くなった健保組合や共済組合を財政面から支えるのが目的だ。廃止された場合、健保財政がさらに悪化する恐れがあり、厚労省は激変緩和措置も取る方針だ。

【朝日新聞】



結局、09年度予算案での2200億円削減はこのような数字の貼り付けで終わりました。
いずれも恒久的な対応ではなく、また、来年も同じような形であちらこちらから工面する算段をするのでしょうか?
by kura0412 | 2008-12-17 08:13 | 歯科 | Comments(0)