これもやはり

75歳以上の再診料下げ 08年度診療報酬改定で

厚生労働省は2日、75歳以上を対象に来年4月スタートする後期高齢者医療制度では、現行より再診料を引き下げ、初診料を引き上げる方針を固め、中央社会保険医療協議会(中医協)に示した。2008年度の診療報酬改定に反映させる考えだ。
初診料の引き上げは、初診時は過去の病歴、受診歴や利用している福祉・介護サービスなどを詳細に聞き取る必要があり「時間がかかる」ことを理由に挙げている。ただ、その後は経過観察や慢性疾患に対する継続的な指導、管理が中心となることから、再診料は引き下げが妥当とした。
厚労省は勤務医不足対策や救急医療、産科、小児科などに診療報酬を手厚くする方針だが、75歳以上の初・再診料の上げ下げで差し引きマイナスとし、財源を賄う狙いもあるとみられる。
診察料は現在、年齢による違いはないが、75歳以上については、在宅医療を推進するため、74歳以下とは別建ての診療報酬体系とすることにしており、今回の初・再診料の見直しもその一環。

2007/11/02 10:20 【共同通信】


やはり財源がないので、メリハリつけるとなると、一方を削減してふっつけることになるようです。
歯科も在宅強化は賛成ですが、前回の改定で下がったら再診料を更に下げて貼り付けるのでしょうか?
下手すると、歯科を下げて産科、小児科に回すなどという議論も沸いてくるかもしれません。
by kura0412 | 2007-11-02 15:01 | 歯科

コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


by kura0412