「新健康フロンティア戦略」に歯科の項目も入る

健康増進、「メタボ対策」など重点・政府が戦略策定
 政府は18日、国民が健康に過ごせる期間を延ばすための具体策を盛り込んだ「新健康フロンティア戦略」をまとめた。「メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)克服」「こころの健康」など9分野にわたり個人の健康増進策を提示。今後10年を戦略の実施期間とし、女性の乳がん検診率向上などの数値で成果を示す。男女ともに日ごろの生活習慣を改善するよう促す構えだ。

 同戦略は自民党の社労族とされる安倍晋三首相が策定を指示。昨秋から新健康フロンティア戦略賢人会議(座長・黒川清内閣特別顧問)で検討してきた。首相は同日の会合で「国民の健康づくりを政府全体で力強く展開する」とし、「骨太方針2007」にも反映する意向を示した。
(中略)
戦略では政府の取り組みを促すため、数値で進ちょくを表わす方向も明記。乳がんやうつの「受診率」や「11歳での肥満傾向児の出現率」「80歳で20本以上の歯を持つ人の割合」といった指標を設け、年度ごとに率がどう変わったかを示すという。            【日経新聞】


政府の健康対策の中にようやく歯科も組み込まれました。暗い歯科界の中では朗報です。
これをきっかけに生涯に渡っての口腔管理への道を拓く突破口にしたいものです。
by kura0412 | 2007-04-19 14:49 | 歯科

コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


by kura0412