調剤薬局が収益の第二の柱を目指す

今日の日経に、調剤薬局各社が、調剤以外の第二の柱つくりを開拓しているという記事がありました。
確かに、医薬分業が始まったばかりの時はイケイケどんどんで、業績が右上がりだったのが、それもかなり浸透して過当競争の様相を呈しており、次の策を考えることは経済的に考えると納得します。
しかし、
同じ医療の領域に属する我々にしてみると、この話は何か腑に落ちない感じがします。
同じ公的医療保険の制度下のおりながら、一方は本来その医療行為に見合うべき評価を下さず、なおかつ縛りを強めぎゅうぎゅう詰めにしておき、それに対する他の手立てもありません。しかし、一方ではこのように自由な動きを進めることを容認している。もちろん、いずれも違法ではありません。
でも、おかしい印象は拭えません。何がそう感じさせているのでしょうか?
ただ、小泉内閣は、医療もこの調剤薬局が目指す経済活動を強める流れを促進したいことは間違いないようです。
by kura0412 | 2006-04-26 11:42 | 歯科

コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


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