介護認定審査会研修会に出席して

昨日は介護認定審査会の研修会に出席してきました。介護保険はその設置時、これは歯科の起爆剤になるかもしれないと考え、それなりに勉強もしました。
しかし、事業展開という点ではなかなか上手くいかず、結果、介護の方はたまに依頼のある訪問診療を行っている程度が私の現状でしたが、この4月から地元の歯科医師会の担当の順番で、審査員となりました。
そのメンバーの職種はかなりバラェテーに富んでおり、この中に歯科医師が入っていることは現状では、かなり負担増ですが、ここは辛抱して続けることが今後の歯科の展開には絶対に有用だと感じました。(この審査会に歯科医師が参加していることは政治家にも殆ど知られていませんが)
四時間にも及ぶ研修でしたが、正直、その用語に就いていけない部分もあり、かなり疲れると共に、ある意味で刺激的な印象ももちました。そして、研修を受けてまず感じたのが、介護保険のもつ魂が、少なくても審査の段階では感じられなかったことです。また、今回の改定で、歯科関係の調査項目が増加していますが、果たしてそれに対してのアプローチが現行制度では、どの程度可能なのか、その疑問が湧いてきました。
介護保険の中には歯科の原石が埋まっています。それを掘り出して、磨きをかけることが出来るでしょうか。
by kura0412 | 2006-03-16 11:25 | 歯科

コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


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