2006年の歯科界を予測して

明けましておめでとうございます。

地震に被災して二度目の正月を無事迎えることが出来ました。昨年は、正月どころの心境ではなかったので、今年は久々に正月気分を味わうことが出来ました。
日本の歯科界も、本来ならば、今月のこのブログの背景のように、陽が昇るような予測が出きれば、更に穏やかな一年が過ごせそうなのですが、残念ながらその予測はそんな甘いものはないようです。

この一年間で既に予定さてている一番手が、今、選挙戦真っ最中である日歯会長選挙です。その結果は、これからの歯科界の行くへを示す、まず大きな方向を示すものとなります。
そして、次に待ちかまえているのが過去最大となったマイナス改定の影響の広がりです。
この影響は単に、収入の減少という結果に及ばず、ここから派生するいろいろな問題、これに対してどんな対応を歯科界として出来るのか否か?
私個人としては、もう限界に来ているとは感じても、個人で可能なその対応策を今一度考え、一歩でも、半歩でも前に、悲壮感を持ちつつ検討を進めなけれがいけないと考えてます。

連盟からみでは、まず、次期参議院比例区候補者の選考がどうゆう結果となるか?
日歯会長選挙の結果とリンクして、その結果とその後の歯科界の反応は日歯再生への足がかりになりえる可能性も秘めています。
それと、ポスト小泉の行くへも、歯科界も他人事ではありません。その人選によって、これからの医療、社会保障の行方も大きく影響してきます。

そして、この一年間で私がもっとも日本の歯科界起こりうる、いや、その流れが出来てほしいと願望するのが、これからの日本の歯科界の展望を示すことです。
もはや、現行の制度下での歯科界の閉鎖感の脱出不可能であることは周知の通りです。これを打破する為に、いかなる展望を描けるかが、結果は即効性がなくても、避けては通れない大きな関門でもあります。
by kura0412 | 2006-01-04 11:47 | 歯科

コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


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