現職の横倉氏を破って中川新会長誕生

日医会長選挙で現職の横倉氏を破って、副会長の中川氏が当選しました。
横倉会長は、4期8年、自民党政権と安定したパイプを堅持して一定の結果を導き出していました。また、このコロナ禍の中、日本の医療全般をリードしていただけに、外野の私から見れば、ある意味驚きの結果です。長期政権への批判、あるいは一時出馬辞退を翻しての出馬など、その敗因要素は考えられますが、恐らく会員の先生方の気持ちは、現状への不満、また変わりゆく医療体制への危機感がこの結果を導いたのかもしれません。
中川新会長といえば、中医協委員時での強気の発言が思い出されます。
果たして安倍政権に対してどのように臨むのか。そして日歯との関係はどのような変化があるのか否か。中川日医新会長の言動、行動には、歯科界も注視する必要があるようです。
by kura0412 | 2020-06-29 16:06 | コラム

コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


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