介護崩壊の懸念

死亡の施設から受け入れ拒否も ケアマネ「介護崩壊」懸念 新型コロナ

クラスター(感染者集団)の発生が疑われる兵庫県伊丹市の介護施設「グリーンアルス伊丹」は9日から休業している。感染者以外の利用者については他の受け皿を探す必要があるが、介護業界は慢性的な人手不足の上、感染を恐れる他施設が受け入れを敬遠する傾向もあり、地域のケアマネジャーらは「医療崩壊より先に、介護崩壊が来る」と危機感を募らせている。

同施設には約150人が利用するデイケアサービスと約90人が利用する入所サービスがある。感染者が出たデイケア事業は9日から休止され、職員と利用者は自宅待機となっている。
「グリーンアルス伊丹の利用者が他のデイサービス施設から『来ないで』と言われた」「訪問介護を担うヘルパーが利用者の家に行きたがらない」
宝塚市ケアマネジャー協会会長の山内知樹さん(44)には、市内のケアマネから多くの相談が寄せられる。中には、ヘルパー自身が施設利用者の家族というケースもあり、「直接の濃厚接触者ではないが、出勤させていいのか」と悩んでいる事業所もあるという。
「今は一つの施設だけだが、今後営業を自粛するデイサービスが出るかもしれない」と山内さん。そうなれば、介護業界の慢性的な人材不足がさらに加速し「介護を必要な人がサービスを受けられなくなる事態になりかねない」と危惧する。

(神戸新聞)



確かにデーサービスはリスクが高く、診療所の心配よりも介護現場の方が更に深刻です。私が訪問する介護施設でも厳戒態勢です。
by kura0412 | 2020-03-14 09:51 | 介護

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