アメリカの見えない実態が映し出され

アメリカのハリケーンの被害が相当の様子です。それと共に、表面には出なかったアメリカ社会の見えない実態が浮き出されています。
貧富の差の実態、被害対策の欠如、個人主義、あれだけ世界に国の力を誇るアメリカとは思えないような災害後の報道に驚かさせられます。
ここには、日本にあるアメリカ絶対主義、優良説がはびこる中、その再考を求めるような情景がテレビから映し出されています。
その誤ったアメリカ崇拝主義は、医療もその一つに入ります。
現在進める日本の医療改革は、世界が憧れる日本の医療制度のよい部分を崩壊させ、アメリカ的な医療を求めています。丁度、今テレビに映し出される被災地の移動もままならない黒人と同じように、医療が必要であるにもかかわらず、医療を受けることの出来ない人間が増えるのです。
イラクに戦争する力、金があるならば、何故今回の被害の救済が迅速に出来ないのか?その疑問は私ももちます。
by kura0412 | 2005-09-03 11:41 | 歯科

コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


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