人口自然減30万人

年間死亡数、初の130万人超- 自然減は最多の約30万人、厚労省推計

2015年の死亡数は約130万2000人で1947年以降最多となり、年間で初めて130万人を超える見通しであることが、厚生労働省の「人口動態統計の年間推計」で分かった。死亡数から出生数を差し引いた人口の自然減は、統計を取り始めた1899年以降最多の約30万人となる見込み。

推計によると、15年は死亡数が前年より約2万9000人増の約130万2000人で、6年連続で増加。一方、出生数は、過去最少だった前年を約4000人上回る約100万8000人で、5年ぶりに増加に転じた。その結果、自然減は約29万4000人で、9年連続で人口が減少した。
厚労省の担当者は、「雇用情勢の改善や子育て支援の整備の促進などが、出生数の増加につながったのではないか」と分析。一方、自然減が最多となったのは「団塊の世代が高齢者になったことが影響している」とし、今後も人口の減少が続くと予測している。

■死因トップは悪性新生物で約37万人
死因の順位別では、がんなどの悪性新生物が最多で約37万人。以下は、心疾患の約19万9000人、肺炎の約12万3000人、脳血管疾患の約11万3000人など。この4疾患の順位は5年連続で変わらず、死亡数の約6割を占める見通し。

【キャリアブレイン】




新年早々暗くなるニュースですが、日本の社会の今後を左右する大きなテーマです。
by kura0412 | 2016-01-04 16:52 | 思うこと

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