こんな状況の中、歯科は何を求めるか

診療報酬:マイナス改定焦点 議論スタート 薬分野見直し課題

2016年度診療報酬改定に関し、厚生労働省は21、22の両日、社会保障審議会の関係部会に改定の基本方針のたたき台を示し、議論が本格的にスタートした。社会保障費の伸び抑制が求められる中、マイナス改定となるかどうかが焦点だ。個別の課題では、薬の分野の見直しが重点課題に上るとともに、重症者向け病床の数を減らすことも議論になる。

◇抑制のターゲット
前回(14年度)は0・1%増だが、消費増税に伴う医療機関のコスト増を除いた実質ではマイナスだった。今回、社会保障費は概算要求から1700億円削減が見込まれる厳しい環境にある。来年度は大きな制度改正がないため、「診療報酬がターゲット」との見方が多い。
医療費の国庫負担だけで1700億円削ると1%台半ばのマイナス。だが、日本医師会(日医)は来春に会長選を控えており、減額は避けたい考えだ。来夏の参院選で日医の支援を得たい自民党も増額圧力を強めそうだ。

◇問われる薬局機能
具体的な見直しの重点になりそうなのが、調剤報酬など薬の分野だ。厚労省は、特定の医療機関の処方箋を集中的に受け付ける「門前薬局」について、服薬指導など「かかりつけ薬局」の機能を果たしていない場合は報酬を減額する方針。
また、厚労省の調査(13年度)で患者の約55%が「医薬品が余ったことがある」としていることを踏まえ、複数の医療機関から何種類もの薬をもらっているケースなどの改善策も議論する。

◇重症者病床で攻防
重症の患者を受け入れるため「患者7人に看護師1人」と手厚い配置で報酬額も最高の「7対1病床」(約36万床)の扱いも議論になる。導入当初の厚労省の想定を大きく上回る数に上り、医療費増加の一因との見方もあるためだ。前回改定で要件を厳しくしたことで約1・6万床減ったが、さらなる絞り込みが議論されている。中央社会保険医療協議会(中医協)では、健康保険組合連合会など医療費を負担する側が絞り込みを主張しているのに対し、日本医師会など診療側からは「あまりに減らすような議論をすべきではない」とけん制している。

【毎日新聞】



政治的動きが抑制され、こんな議論が進む状況の中、歯科は一体何を求めるのでしょうか。
日歯会長選挙の大切ですが、それとは別にこの対応が最優先です。
by kura0412 | 2015-10-26 10:38 | 医療政策全般 | Comments(0)

コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言
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