完全休養日

当初会議の予定で休診にしたのですが、急遽キャンセルになり、一日雑用をすることにしました。
よく考えると、地震以来、休日は、会議か学会か、家族と過ごすことが殆どの為、こんな、一人で何もない休日は初めてです。
本来、完全週休二日制をとり、少なくても毎週一日は、こんな日を設けなければ、そろそろ身体に無理が効かなくなってきた年なのですが、それを許してくれる診療環境でない為、毎日駆け廻っている日々を過ごしていました。
しかし、歯科医師の先生方の多くは、日雇い生活に近く、診療日、診療時間を削られることに非常に敏感にならざる得ない現状です。それどころか、激戦地域では、診療時間の夜間延長となり、全く休む日どころか、診療室に缶詰状態を強いられる先生もおられると聞きます。そうなれば、社会的視野が少なくなり、生活全体のバランスも崩れ、結果、歯科界全体の活力低下にも結びつく恐れも出てくるのではないでしょうか?
恥ずることなく、こんな現在の歯科医師の実態を世に出すことも、その環境改善へ理解を得ることになるのではないか?少し、身勝手な甘い考えでしょうか?
私は、これから、部屋の資料整理が終わったら、原稿書き、床屋、車のオイル交換、そして、身体がパンパンなのでマッサージに行く予定です。
by kura0412 | 2005-07-07 09:18 | 歯科

コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


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