『医療介護、一つの制度のように』

保険局長「医療介護、一つの制度のように」- 地域包括ケアで講演

厚生労働省の唐澤剛保険局長は2日、東京都内で開かれたシンポジウムで、地域包括ケアシステム構築に向けての考え方を示した。その中で、同システムでは、急性期医療から介護までのサービスを、同一の制度のように利用できる仕組みであるべきだとした上で、「医療と介護の分担や、施設における医療の在り方とか、そういう課題がある」と述べた。

同日に開催されたのは、国際医療福祉大大学院などが主催するシンポジウム。唐澤局長はパネリストの一人として登壇し、「医療提供体制の再構築と地域包括ケアシステム」をテーマに講演した。
唐澤局長は、私見と断った上で、地域包括ケアシステムを構築する際には、生活者の視点に立つべきと指摘。「医療保険制度も介護保険制度も別の制度で一つにはならないが、一つの制度のように利用できるべきだ」と述べ、施設における医療の在り方などを課題に挙げた。
さらに、地域ケア会議を継続的に開くなどして、さまざまなサービスの提供者が、お互いの顔が見える関係をつくる必要性を強調。そのためには、医師などがリーダーシップを発揮することが重要になるとした。
一方、医療機関が、患者が入院してから連携先の医療機関などを探すのは、順番が間違っていると断じ、「連携のシステムが先に出来ていて、そこに患者さんが流れてくる。(連携が)うまくいっているところは、そういうつくり方をしている」と述べた。

■地域包括ケア「首長や住民の覚悟こそが重要」
また、社会保障審議会介護給付費分科会の分科会長の田中滋・慶大名誉教授は、地域包括ケアシステムを構築するにあたり、最後に重要になるのは、各自治体の首長や団塊の世代の住民の覚悟だと強調。「首長は地域包括ケアシステムについて『構築できるのか』ではなく、『作る』と覚悟して取り組むべき」などと述べた。

【キャリアブレイン】



8月27日の本ブログでもあるように、これからは今まで以上に医療と介護をトータルして考える流れが出てきます。
by kura0412 | 2014-09-03 14:54 | 医療政策全般 | Comments(0)

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