『規制改革、レセプトの直接審査推進を提案- 厚労省は「議論が必要」 』

規制改革、レセプトの直接審査推進を提案- 厚労省は「議論が必要」

規制改革会議の健康・医療ワーキング・グループ(WG)は26日、医療機関からの診療報酬明細書(レセプト)について、健保組合などの保険者が希望すれば直接審査を原則とする仕組みに切り替えることを提案した。
年800億円規模に上る審査費用の削減につなげるのが狙いだが、こうした仕組みに切り替えるには医療機関や保険者が使用するシステムの改修を伴う。厚生労働省ではまだ議論が必要としている。

現在の仕組みでは、診療報酬の審査・支払い業務は、診療報酬審査支払基金か国民健康保険団体連合会(審査支払機関)が行っており、保険者はレセプト1件当たり約97円の審査手数料を支払っている。保険者がレセプトの内容を直接審査するには、医療機関側の同意を得る必要があるが、実際にはほとんどの保険者が審査済みのレセプトを独自に点検しており、請求内容の確認業務が審査支払機関と重複しているという。
これに対してWGの提案は、これまで通り審査支払機関がレセプトをまず受け取るが、保険者側が希望すれば内容を先に審査できるようにする。審査支払機関が審査するのは医療機関から問い合わせがあったレセプトのみにし、支払い業務は審査支払機関が引き続き担当する。
WGはこれまでに、医療機関の合意がなくても事前に通知すれば、保険者がレセプトを直接審査できるようにする仕組みを提案しており、今回はここからさらに踏み込んだ。WGのこの日の会合に参加した厚労省は医療現場などのシステム改修に費用が掛かるほか、関係者の理解を得る必要があると指摘した。
WGの事務局を務める内閣府規制改革推進室では、今回の提案に対して「厚労省内で何らかの形で検討が行われるものと考えている」と話している。

【キャリアブレイン】



既に審査手数料は下げてもこの動きです。
もし直接請求が実現となればいろいろな問題が浮き上がってきます。今後どんな展開となるのかは注視が必要です。
by kura0412 | 2013-11-27 15:28 | 医療政策全般 | Comments(0)