地域包括ケアシステムの中心となる「かかりつけ医」に向けて

地域に「かかりつけ医」情報を発信- 横倉・日医会長インタビュー

政府の社会保障制度改革国民会議がまとめた報告書で、医療の「病院完結型」から「地域完結型」への転換を打ち出し、「かかりつけ医」機能強化がカギを握ることになったため、日本医師会の横倉義武会長は、全国の地区医師会で既に運用している医療機関情報のデータベースを発展させ、住民に対して、地域にどのようなかかりつけ医がいるかなどの情報を提供していきたいとの考えを示した。キャリアブレインの取材で答えた。

横倉会長は、「現在は非公開の医師会の医療機関情報を徐々に変えていき、地域の住民がかかりつけ医の情報が分かるようにしていかなくてはいけない」と述べた。その上で、かかりつけ医の情報発信を先行実施している地区医師会の好事例として、東京の蒲田医師会を挙げた。同医師会では、蒲田歯科医師会、蒲田薬剤師会で「蒲田三師会」を結成。情報誌「かまた医療 BOOK-『かかりつけ』を探そう!」を作成し、無料配布している。同誌には、地域の地図と併せて、診療所の名前、住所といった情報が、医師などの顔写真付きで掲載されている。

■在宅医把握の仕組みも
横倉会長はまた、在宅医についても、地区の医師会で把握する重要性を指摘し、「地域医療を支える医師会は、在宅医の実態を把握しなくてはならない。郡市区医師会に対して、要請していきたい」と述べた。
在宅医療を行っている医師数の把握は難しく、在宅療養支援診療所として届け出ていても、実際に在宅医療をしていない診療所もあるほか、届け出ていなくても訪問診療などを行っている医師もおり、正確な数字がないのが実情だ。横倉会長は、「将来的には、かかりつけ医のリストのようなものを、それぞれの地域で整備していきたい」と話した。

【キャリアブレイン】



社会保障制度改革の目玉の一つである地域包括ケアシステムに向けて日医は具体的な行動で動き出そうとしています。そしてその中心となるキーワードがここにある「かかりつけ医」です。
by kura0412 | 2013-09-06 16:14 | 医療政策全般 | Comments(0)

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