「秋の内閣改造見送りへ」

<安倍首相>秋の内閣改造見送りへ 政策継続を重視

安倍晋三首相は、10月中旬に召集する臨時国会前の内閣改造を見送る意向を固めた。
首相は次期国会を「成長戦略実行国会」と位置付けているうえ、消費増税問題や環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉、集団的自衛権の行使を禁じた憲法解釈の見直しなど内政、外交の重要案件を多く抱えていることから、各閣僚に継続して政策課題を担わせるべきだと判断した。複数の政府関係者が明らかにした。

首相は26日、訪問先のクウェートで、9月末に自民党役員が任期を迎えるのに合わせた内閣改造について「参院選で国民から政権に対する期待を示していただいた。政策を前に進めていくという観点から判断したい」と同行記者団に語った。
首相周辺は27日、「首相は少なくとも年末までは閣僚を交代させない」と語った。首相は臨時国会の推移を見極めつつ、来年の通常国会前の内閣改造などのタイミングを探るとみられる。
首相は9月5、6両日にロシアで開かれる主要20カ国・地域(G20)首脳会議に出席するほか、同月下旬には米ニューヨークでの国連総会が控える。10月もインドネシアでのTPP交渉首脳会合など外交日程が目白押しだ。一方、国内では、来年4月から消費税率8%への引き上げについて臨時国会召集までに政治決断を迫られる。経済再生に向けた産業競争力強化法案などを確実に成立させるため、臨時国会を現閣僚で手堅く乗り切る狙いもある。

自民党は昨年12月の衆院選と7月の参院選で大勝して党所属議員が膨らみ、早期の内閣改造への期待も根強い。このため、首相は9月に副大臣、政務官を入れ替えることで、党側に一定の配慮を示す考えだ。

【毎日新聞】
by kura0412 | 2013-08-28 12:45 | 政治 | Comments(0)