選挙も残すところあと僅か

あと2日…攻める自民、守る野党

全勝を狙って最後まで緩めぬ自民党。決戦を左右する1人区の戦いを事実上、放棄した民主党。投票日まであと2日となった参院選は最終盤になって、攻める与党と守る野党の構図が一段とはっきりした。本来なら攻めるはずの野党が防御に徹したことが、外交・安全保障などの政策論戦に盛り上がりを欠いた一因でもある。

自民党総裁、安倍晋三首相が19日、遊説に入ったのは民主党元代表、岡田克也氏の地元、三重だ。安倍氏は最終日の20日には山形のあと、東京・秋葉原駅前で選挙戦を打ち上げる。「アキバ」での締めくくりは自民党総裁選、昨年末の衆院選と同じで、勝利のゲン担ぎでもある。
序盤から一貫して優勢な自民党は、最終盤になっても朝7時すぎには党本部に職員、関係者が集まる。最後まで残った激戦区は岩手、沖縄の2つだけ。この2つの選挙区に「応援へ行きたい」「手助けしたい」との声がひきもきらず、党本部は断るのにひと苦労だという。前職が100人しかおらず、全国の応援態勢づくりに四苦八苦した昨年末の衆院選とは様変わりだ。
優勢が伝えられて終盤で逆転される。幹部の失言、ブレで一気に下降する。かつて何度か経験した国政選挙での失敗を繰り返したくないとの思いが、党全体を駆り立てる。圧倒的有利だが、気を緩めない選挙戦を、党幹部は「おそらく、こんな選挙は今後2度とない」と語る。

一方、民主党は海江田万里代表、細野豪志幹事長ともに、19日は複数区を回る。トップの自民党を追う2番手を確保するための戦いだ。選挙全体の死命を制する31の1人区には入らない。ライバル、自民党でさえ「劣勢でも1人区を捨てる方法はウチはとらない」と不思議がる。少しでも出てくるはずの比例代表の票が掘り起こせない。次の衆院選、自治体選挙にも影響してくるからだ。
昨年末は台風の目だった日本維新の会、橋下徹代表は19日は京都、20日は兵庫、大阪を回る予定だ。本拠地、大阪を死守し、隣接する京都と兵庫で選挙区、比例代表のかさ上げを狙う。地盤を固める、極めてオーソドックスな選挙戦の手法だ。

最終盤の党首、党幹部の過ごし方は、選挙そのものへの執念を表す。大きな波乱がないまま、の選挙戦は残り1日となった。

【日経新聞】



参議院選挙も残すところあと1日と数時間となりました。やはり投票率が気になります。
by kura0412 | 2013-07-19 18:13 | 政治 | Comments(0)