食事摂取基準を作っても

食事摂取基準、初の「重症化予防」導入へ-厚労省検討会が初会合

生活習慣病や慢性疾患の発症予防だけでなく、重症化予防も盛り込むべく、「日本人の食事摂取基準(2015年版)」の議論が始まった。
厚生労働省の策定検討会の初会合が8日開かれ、矢島鉄也健康局長があいさつ。矢島局長は、「ちょうど5年前にメタボ健診と言われるものが始まったが、そこで糖尿病、循環器疾患、動脈硬化などさまざまな疾患の予備軍の人が出てきた。現場では、保健指導する人がこの予備軍の人に重症化しないよう指導できるかどうかが課題になっている」と、現在の10年版を策定してからの変化を説明し、「現場で指導する者の科学的エビデンスになるような食事摂取基準の策定をお願いしたい」と述べた。14年度春までに報告書を取りまとめる。

食事摂取基準は、健康の保持増進や生活習慣病の予防などを目的に、5年ごとに改訂されている。重要な栄養素(10年版では34種類)について、「推定平均必要量」、「耐容上限量」や、「生活習慣病の一次予防のために現在の日本人が当面の目標とすべき摂取量」としての「目標量」などが決められている。エネルギー量についても、年齢、性別ごとに値が示される。
基準を用いるべき対象は、近年で変化してきている。
2000年版では「健康人」だったが、05年版では、何らかの疾患に関して軽度にリスクを有している人を一部含み、目的には発症予防の要素が盛り込まれた。10年版ではさらに広がり、特有の食事指導などが推奨されるような疾患がある人でも、治療ガイドラインなどとともに、補助的な資料として位置付けられた。今回は、さらに重症化予防にも踏み込む形だ。

初会合では、菱田明浜松医科大名誉教授が座長に選出された。続いて、動脈硬化性疾患、高血圧、慢性腎臓病(CKD)、糖尿病などの学会の策定する診療・予防ガイドラインで、食事療法がどのように記されているかを、それぞれを専門分野に持つ構成員が説明した。
意見交換では、基準の目的に重症化予防を含めることに「画期的だ」と評価する構成員が多かった一方で、10年版ですでに306ページにわたっていることを踏まえ、使いやすいものにしていく方向性も確認。構成員からは、「医者と栄養士の共通言語のようなものになってほしい」「高齢者になれば、疾病が一つや二つあるもの。その場合でも使える、大まかな流れを意識したものにしたい」などの意見が出た。

【キャリアブレイン】



口腔内の状況を踏まえてこのような議論しなければ・・・
歯科の関係者はこの議論の中に入っているのでしょうか。
by kura0412 | 2013-02-08 16:39 | 歯科 | Comments(0)