難しい野党の国会対応

補正審議、野党「反対ありき」終焉!? “決める政治”へ脱皮中

政府が15日に閣議決定した平成24年度補正予算案の国会審議が、従来とは大きく様変わりするかもしれない。
予算案をめぐる与野党攻防は通常、前半国会の大きな焦点となるが、今回の補正予算案には野党の日本維新の会やみんなの党からも評価する声も上がっている。「決められない政治」と批判された民主党政権の轍(てつ)を踏むまいとする意識が、与野党ともに働いているようだ。

◆民主対応に注目
「株(価)が高くて…。高いうちは大丈夫ですよ」
民主党の池口修次参院国対委員長は15日、国会内で自民党の脇雅史参院国対委員長と会談した際、補正予算案の審議に柔軟に対応する考えを示した。
先の衆院選で惨敗したとはいえ、民主党はれっきとした野党第一党。通常なら政府・与党との対決姿勢を示すため、予算案には反対するのが普通だ。
だが、池口氏は予算案に賛成する可能性さえにじませた。脇氏はここぞとばかりに通常国会を28日に召集、同日中に安倍晋三首相の所信表明演説を行い30日から2月1日まで衆参本会議で代表質問を実施する-という日程案を通知した。

◆維新は協力表明
補正予算案への対応をめぐっては、安倍首相と11日に大阪市内で会談した日本維新の会の橋下徹代表代行と松井一郎幹事長が協力を早々と表明している。
みんなの党も、江田憲司幹事長が15日の記者会見で「基本的な考え方についてはよい」と評価。ただ「自民党は得てして選挙の恩返しのために大規模プロジェクトに走る。国会で精査し、公共事業のばらまきに歯止めをかけなければならない」とくぎを刺した。
共産、社民両党は「小泉構造改革の焼き直しだ」などと批判を強め、反対する構えを見せているが、「野党だから予算案に反対」という単純な図式ではなくなっているのも事実だ。

◆意識改革芽生え
背景にあるのは、政府の緊急経済対策に対する市場の期待感だ。
円安が進み、株価も回復基調にある中、経済対策を盛り込んだ今回の補正予算案に反対すれば逆に非難を浴びかねない。
もう一つ、「決められない政治」から脱却をしなければならないという意識が野党側にも芽生えていることも大きい。維新の石原慎太郎代表は13日のNHK番組で「健全な野党は是々非々でやらなくちゃいけない」と強調している。

次期通常国会は、新たな与野党攻防のあり方を探る舞台となるかもしれない。

【産経新聞】



ある意味野党の国会対応も難しいようです。
by kura0412 | 2013-01-16 16:25 | 政治 | Comments(0)

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