厚労関係の当落は

民主厚労議員惨敗、自民は復活- 三井厚労相が落選、小宮山、細川両氏も

16日投開票の第46回衆院議員総選挙は、民主党が政権交代を実現させた3年前から一変し、自民党が圧勝。厚生労働関係議員は、東京13区で鴨下一郎・元厚労副大臣が圧勝したほか、茨城6区の丹羽雄哉・元厚相も3年ぶりに返り咲いた。
一方、民主党は議席を大きく減らし、現職の閣僚や閣僚経験者らが小選挙区で相次いで敗れた。厚労相経験者では、現職の三井辨雄氏(北海道2区)をはじめ、細川律夫氏(埼玉3区)、小宮山洋子氏(東京6区)も敗北。議席を守ったのは長妻昭氏(同7区)だけだった。

自民党の石破茂幹事長は同日深夜、党本部での記者会見で、「分裂を回避するため、必ずしも適材ではない方を要職に据えてきたのが、(民主党敗北の)大きな要因」と分析した。石破氏はまた、来年度の予算編成で、各省庁から概算要求の再提出を求め、税制改正の議論と並行して作業を進める考えを示した。
一方、野田佳彦首相は、都内のホテルに設置した民主党開票センターで会見し、「敗北に至った最大の責任は、党代表である私にございます」と語り、代表を辞任する意向を表明した。

■鴨下氏、7回目の当選
16日夜、鴨下氏の選挙事務所(足立区)には、日本医師会の政治団体「日本医師連盟」の横倉義武委員長ら支持者が集まり、午後8時すぎに当選確実とテレビが伝えると、大きな拍手が起こった。8時半すぎ、事務所に姿を現した鴨下氏は、支持者たちと笑顔であいさつを交わした。
横倉氏は、支持者を代表して「医療、保険、介護に理解がある先生が、国会の中心に行く。こんなにうれしいことはない」とあいさつ。鴨下氏は、消費税率引き上げに伴う「控除対象外消費税」への対応を記者団に問われ、今後1年程度をかけて議論して結論を出す考えを表明した。
鴨下氏は、2009年の衆院選では民主党の新人に敗れ、比例代表で復活した。今回は、小選挙区で11万5797票を獲得。民主党を離党し、日本維新の会から出馬した前職の川口浩氏を7万票近い大差で破り、7回目の当選を果たした。当確と報じられた後、鴨下氏は報道陣に感想を聞かれ、「状況としては、こういうことだと思っていた」などと終始冷静な様子だった。事務所で万歳を三唱し終えると早速、車で党本部に向かった。

■茨城6区、雪辱の丹羽氏「もっと接戦かと」
一方、茨城6区では、自民党の丹羽雄哉・元厚相と、元厚生省キャリアで民主前職の大泉博子氏が争い、丹羽氏が9万1121票を獲得して3年ぶりに返り咲いた。大泉氏の得票数は3万9161票にとどまった。
開票が始まった直後の午後8時すぎ、テレビの選挙報道が当選確実と報じた。その瞬間、石岡市内の丹羽氏の選挙事務所では「おおっ」というどよめきと、歓声が上がった。支持者らと笑顔で握手を交わしていた丹羽氏自身、「もっと接戦になると思った」と驚いた様子だった。
丹羽氏は「経済や外交で難問が続いております。私の責任は大変に重いもの」などとあいさつ。社会保障・税一体改革について、記者団の問い掛けに対し、「常に次の世代のことを考えながら、持続可能な制度を考えていきたい」と意気込みを語った。

■大泉陣営、開票後に原中氏は姿見せず
一方、大泉氏の選挙事務所(土浦市)では、支持者らが肩を落とした。大泉氏は敗戦の弁で、「非常に危うい状況に日本がいくのかなと思う」と、自民党の圧勝に危機感を示すのがやっとだった。
3年前の衆院選で大泉氏は、県医師会の政治団体である「茨城県医師連盟」の推薦を取り付けて丹羽氏を破り、民主党による政権交代を強く印象付けた。医師連盟は今回も大泉氏の推薦に回った。16日の開票開始後、選対本部長を務めた原中勝征・前日医会長は、事務所に姿を見せなかった。
駆け付けた齋藤浩・県医師会長は、医師連盟顧問としての立場で、「(医師会の)一般会員が、日本の政治をどう考えるかという、最も根本的で大事なところを忘れてしまったのではないか」などと疲れた様子で語った。

【キャリアブレイン】



4人の厚労大臣経験者が落選というのはある意味象徴的な結果です。
新政権となって医療関係はこの二人が中心に動くのでしょうか。
by kura0412 | 2012-12-18 14:43 | 政治 | Comments(0)

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