「医療費適正化」

医療費適正化で評価も特定健診は未達- 厚労省、協会けんぽの昨年度業績を評価

厚生労働省は10日、全国健康保険協会(協会けんぽ)の昨年度の事業の評価結果を公表した。レセプト(診療報酬明細書)の診療・請求内容の点検を組織的に進めるなどの医療費適正化に向けた取り組みを評価した一方、特定健診・保健指導の実施率などの目標は未達だったとして、原因分析などの取り組みを求めている。

協会けんぽでは昨年度、健康保険分のレセプトの内容点検を強化するため、医療機関に再提出を求めたり、再審査の結果減額したりした金額を合計した「内容点検効果額」の数値目標と、目標達成のための行動計画を各支部に定めさせた。
さらに、行動計画の進ちょくを本部で管理したほか、研修なども実施。
その結果、内容点検効果額は被保険者1人当たり1079円で、前年度から207円増えた。支部ごとの効果額の差も、10倍から5倍に縮まり、厚労省は「着実な取り組みが認められる」と評価。「引き続き、積極的な取り組みを期待する」とした。
船員保険分の内容点検効果額は、被保険者1人当たり1244円で、これまで未処理だったレセプトを含めて13.5か月分を点検した前年度から723円減っていた。ただ同省は、未処理分がなくなったことを強調。引き続き点検技術を向上させるよう求めた。

健康保険分の特定健診の実施率については、被保険者47.5%、被扶養者62.5%が目標値だが、昨年度の実績は、それぞれ42.7%と13.8%にとどまった。
特定保健指導の実施率も、被保険者41.2%、被扶養者38.6%の目標に対し、実施率は8.6%、2.0%という結果だった。
厚労省は、健診を受けられる施設を増やしたことなどを評価する一方で、「全体としては厳しい評価をせざるを得ない」と明記。実施率を上げるため、たまにしか健診を受けない人についての分析などに取り組むべきと指摘した。
船員保険分の特定健診・保健指導の実施率も、目標値を大きく下回った。特に特定保健指導の実施率は、被保険者が5.5%(0.9ポイント減)、被扶養者が0.4%(2.2ポイント減)と前年度から低下しており、その原因を分析するよう求めた。

このほか、健康保険分の後発医薬品の使用促進に関しては、使用割合の実績が前年度比1.0ポイント増の23.4%で、目標の26.0%に達しなかったものの、「毎年、着実に使用割合が上昇しており、取り組みの効果が認められる」と評価。今年度の目標(30.0%)の達成に向け、取り組みを進めるよう促した。

【キャリアブレイン】



「医療費適正化」凄い言葉です。
特定保健指導に歯科を積極的に活用すれば医療費をまさに削減(適正化)も可能なはずなのでうが。
by kura0412 | 2012-12-12 16:38 | 医療政策全般 | Comments(0)