国対レベルでも歩み寄る気配なし

5分で決裂の国対会談

昨日は与野党の国対委員長会談が開催されました。
毎年の臨時国会開催前の慣例のようなものですが、与党(民主党)が呼びかけて開催されたものです。第一回目の国対委員長会談が3時半から1時間でした。民主党の山井国対委員長から2つの提案がありました。10月24日の議院運営委員会理事会を開催するのと、10月29日に国会開会式と総理所信表明演説でした。

それに対し、自民党と公明党は3党党首会談決裂後、民主党側から何ら歩み寄りが見られないなかでは、国会審議には応じられないという趣旨の発言があり、みんなの党を含む中小7野党からは合同アピールに対し民主党から誠意ある回答がないことへの批判とともに、自公含め全党が参加できる円満な国会運営を求めました。
第一回目の国対委員長会談では合意には至らずに、民主党が持ち帰って野田総理や幹事長の意向を聞き、1時間後に国対委員長会談の再開を決めました。
ところが再開後の国対委員長会談で民主党はゼロ回答。野党側にまったく歩み寄ることなく、即座に決裂しました。二回目の国対委員長会談は、わずか5分程で決裂でした。
私も、3年以上も国対委員長を務めておりますが、こんなに短時間で決裂したのは初めてのことです。こんなに与野党の間の雰囲気が悪いのも初めてです。
基本的に国対委員長という役職は、交渉窓口です。どんなに政党間で意見が対立している状況の下でも、対話のチャンネルを維持しておく必要があります。
そういう意味では、国対委員長同士は政党を超えて、信頼関係を育むことが期待されている役職です。与野党で少しずつ妥協をして国会を運営するという、そういう雰囲気はまったくありません。

このまま政府・与党が強引に臨時国会を始めても、参議院では野党が優位にあり、法案は通りません。国会が始まる前からこんな状況では、臨時国会でも、何も決められないのは明らかです。
どうやら民主党側は、それでも構わないようです。その責任を「審議に応じない野党が悪い」と喧伝し、責任を野党に押し付けて選挙を先延ばしする気です。
野田総理は、誠実そうに見えて、意外とワルです。
民主党政権の総理大臣の中では、一番の強心臓です。だまされた谷垣前総裁が、気の毒でなりません。

【山内康一衆議院議員ブログ】



自公以外の野党(みんなの党)議員の見方です。
ねじれ国会の中での与党・民主党のこの対応には疑問が残ります。まさか、法案成立よりも解散総選挙引き伸ばしが最優先ではないと思うのですが。
by kura0412 | 2012-10-24 15:54 | 政治 | Comments(0)