日本の歯科界を診る(ブログ版)


コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言
by kura0412
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新党に参加して顔ぶれみても

維新新党合流へ、7議員離党「既成政党に限界」

民主党の松野頼久元官房副長官(衆院熊本1区)ら民主、自民、みんなの党の3党の衆参7議員は11日、地域政党・大阪維新の会(代表・橋下徹大阪市長)が結成する新党「日本維新の会」に参加するため、それぞれの所属政党に離党届を提出した。

7人は離党届提出後に国会内で記者会見した。
松野氏は、「既成政党に限界を感じた。しがらみのない新しいステージの中で国民の期待に応えていく政治を行いたい。これからもっと同調する仲間も参入してくるだろう」と語った。
離党届を提出したのは、民主党の松野氏、石関貴史衆院議員(群馬2区)、水戸将史参院議員(神奈川選挙区)、自民党の松浪健太衆院議員(比例近畿)、みんなの党の小熊慎司、上野宏史、桜内文城各参院議員(いずれも比例)。
松野氏らは12日に大阪市で維新が開く政治資金パーティーに出席し、橋下氏らとともに新党の結成を正式に宣言する予定だ。

【読売新聞】



いよいよ維新の会の国政へ向けて始動しました。
ただ、失礼ながら今回の現職議員の顔ぶれみて、魅力的に感じられるような議員はいません。
維新の会の顔である橋下大阪市長が国政へ転身しないと明言しているだけに、果たして、どうれだけのブームが起きるのか。今後の全国の立候補者の顔ぶれに興味津々です。
by kura0412 | 2012-09-12 14:29 | 政治 | Comments(0)
ミラーを片手に歯科医師の本音
回想

本紙閉刊に伴いこのコラムも今回で最後となります。平成10年9月から19年間、筆が進まない時もありましたが、締め切りを遅らせることもなく、また大きなトラブルもなく終えることにある意味安堵しております。ただその中で一度だけで校正まで終えながら書き直したことがありました。それはあの「日歯連事件」と称された事件が勃発した時でした。
あの時は一人の開業医でしかない私が、社会事件になるほどの大事件に対して実名で書くことに躊躇しましたが、事件に対していろいろな観点から憤りを感じ、もし問題となれば歯科医師を辞める覚悟をもって書きました。この事件によって日本の歯科界に大きな変化があったことは多くの先生方が感じられたことです。今思えばその内容は別として、あの時書き綴っておいたことが、その後連載を続けられた源になっていたかもしれません。
然るに風化しつつあるあの事件の本質は何だったのか。その手法に対しては司法判断が下った結果が示されていますが、事件の根本には、現在も続く歯科医療に対する公的評価の低さを何とか打開しようと考え方がありました。この点を誰もが分かっているのに言葉に出ていません。但し結果的には中医協委員が1名減員、事件後の懲罰的な18年度改定となり、歯科界の思いとは反対の流れを作ってしまいました。特に改定では、それまでの改定時で、技術料を引き下げながら作った僅かな財源を「かかりつけ歯科医」初再診料に振り分けながらも、「かかりつけ歯科医」を一気に消し去られたことによって、保険点数全体が縮小したと共に、時代の流れである「かかりつけ歯科医」という名称、概念をも否定されることになってしまいました。そして事件によって植え付けられた歯科界の負のイメージは現在も引きずっています。
日本の歯科界は今、大きな分岐点に差し掛かかり、新しい息吹が入る機運も高まっています。但し、この負のイメージを引きずったままでは大きな壁が存在します。あの事件は終わったのでなく、まだ背負っており、それを回顧することで歯科界の課題を改めて見出すことが必要です。
残念ながら現在、日歯、日歯連盟共に入会者、特に若い先生の入会が減少しています。事件の影響、また、入会することへの利点を見出せず、医療環境向上寄与への期待が薄らいでいるからです。個人で個々の臨床現場での対応出来ても、政策を変えるには一つの塊にでなければパワーが発揮できないだけに、この問題は歯科界発展の最大の課題です。その為には、過去の問題となった出来事を背景も含めて改めて見直し、そして新しい目標を示す。それも抽象的でなく、具体的な分かりやすい政策を提示することで歯科界の展望が分かることで推進力の働きとなります。
最後に、本コラムを続けなければ会うことの出来なかった全国の先生方と交流できたことは、私の歯科医師人生としての財産となりました。そして、好き気ままに綴ることを甘受して頂き、連載を許して頂いた歯科時報新社・吉田泰行社長に感謝を述べ終わります。ありがとうございました。
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