日本の歯科界を診る(ブログ版)


コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言
by kura0412
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自民党が強気に転じた理由は

消費増税と党分裂で民主は100議席割れ!? 永田町に衝撃を与える自民党の選挙情勢調査

「自民220議席、民主95議席」---。
自民党が7月中・下旬に行った調査の結果とされる数字が永田町を駆け巡っている。
やや誇張されて伝わっているきらいがあるが、それでも6月下旬の消費増税法案の衆院可決とその直後の民主党分裂、さらに元首相・鳩山由紀夫の愚行などによって、民主党への支持は一段と低下しているのは間違いない。
民主党議員は衆院解散・総選挙にますますおびえ、自民党議員は解散・総選挙を強く求め押せ押せムード。この調査結果が消費増税法案をめぐる最終攻防に大きな影響を与えている。

民主党分裂に勝者はいない
自民党の調査は近畿ブロックなどで「大阪維新の会」の候補が立つという前提で行われた。同党の調査は過去の選挙でも、惨敗した時も含めてほぼ正確に結果を予測しており、その精度には定評がある。
民主党も調査し、「マイナス5ポイントを含め150議席近く」という結果が出ている。
しかし、その調査は分裂前の5月から6月にかけてであったため、今の時点では役に立たない。また、民主党が野党時代、最も勢いがあったころならマイナス5ポイントでも当選圏内に入ってくることができたが、今や状況はまったく異なる。
自民党の調査結果は、選挙区で肌で感じている民主党議員の実感とも合致している。民主党若手議員(複数)はこう言う。
「この7月、地元のお祭りなどを回ってみて感じることは、消費増税で支持率が下がったのはしょうがない。そうではなく、小沢一郎さんたちが出て行ったゴタゴタ、鳩山さんの言動などによってさらに下がっているというのが皮膚感覚だ」
「7月以降、有権者の反応が雪崩を打って悪くなっている」
この議員だけでなく、民主党の現職閣僚でこれまで「鉄板」と言われた議員も、自民党の調査では同党の新人候補と互角となってしまった。この閣僚は慌てて地元に戻る回数を増やしている。

小沢元代表が民主党を離党して結成した新党「国民の生活が第一」の議員の選挙区情勢も悪化している。
民主党時代に有力だったある議員は、自民党の調査で同党の新人に抜かれている。党名が浸透しておらず、民主党という看板の方が「小沢」という刻印を押された党よりも、ブランドとしては有効だったと言える。つまり、民主党分裂に勝者はなく、民主、生活の双方にとってマイナスだった。
ただ、小沢は根強い個人人気を持つ。
新進党を解党して結成した自由党時代の2000年6月、衆院選比例代表で約659万票、18議席を獲得した実績がある。翌年01年7月の参院選比例代表では約423万票、4議席に低下していることや、現在の小沢人気の衰えを加味すれば、600万票には届かないとみられている。それでも、ブロックごとの比例代表で候補者擁立を工夫すれば10議席台半ばには到達するだろう。

かつての金城湯池・大阪でも完敗
もう1つ大事なポイントは「維新の会」の影響が大阪や大阪に近接した他県選挙区を除くと、それほど広がっていないことだ。
たとえば、兵庫県ならば神戸市あたりまでなら強いが、姫路市には力が及んでいない。
しかし、大阪ではかなり強く、19の小選挙区のうち公明党候補がいる4選挙区を除く選挙区のほとんどで勝利する可能性が高い。大阪は2009年衆院選で17議席(ほかに自民1、社民1)を獲得した民主党の金城湯池。そこでも、完敗を喫するとみられている。
大阪市長・橋下徹の勢いも一時ほどではない。
関西電力大飯原発3、4号機の再稼働をめぐる発言のブレ、首相・野田佳彦をたたえた発言などによって、その定見に疑問符が付く。また、維新の会が次期衆院選の候補者養成を目指し開講中の「維新政治塾」の塾生名簿が外部に流出したことも発覚した。民主、自民両党なら、公募に応じた人たちの名簿が公表されてしまったことに等しく、前代未聞の不祥事だ。

このような選挙情勢は衆院解散・総選挙が近づいている現段階では議員心理に大きな影響を与える。
今週、国会は消費増税法案をめぐり、衆院における内閣不信任案、参院における首相問責決議案提出で荒れる見通しだが、いずれにしても民主党は劣勢に回らざるを得ないだろう。

【田崎史郎・ニュースの深層】



ここにきて自民党が強気に動いているのは、この調査結果を受けての考えなのかもしれません。
いずれにせよ、今週、政局は大きく動きそうです。
by kura0412 | 2012-08-07 18:02 | 政治 | Comments(0)
ミラーを片手に歯科医師の本音
回想

本紙閉刊に伴いこのコラムも今回で最後となります。平成10年9月から19年間、筆が進まない時もありましたが、締め切りを遅らせることもなく、また大きなトラブルもなく終えることにある意味安堵しております。ただその中で一度だけで校正まで終えながら書き直したことがありました。それはあの「日歯連事件」と称された事件が勃発した時でした。
あの時は一人の開業医でしかない私が、社会事件になるほどの大事件に対して実名で書くことに躊躇しましたが、事件に対していろいろな観点から憤りを感じ、もし問題となれば歯科医師を辞める覚悟をもって書きました。この事件によって日本の歯科界に大きな変化があったことは多くの先生方が感じられたことです。今思えばその内容は別として、あの時書き綴っておいたことが、その後連載を続けられた源になっていたかもしれません。
然るに風化しつつあるあの事件の本質は何だったのか。その手法に対しては司法判断が下った結果が示されていますが、事件の根本には、現在も続く歯科医療に対する公的評価の低さを何とか打開しようと考え方がありました。この点を誰もが分かっているのに言葉に出ていません。但し結果的には中医協委員が1名減員、事件後の懲罰的な18年度改定となり、歯科界の思いとは反対の流れを作ってしまいました。特に改定では、それまでの改定時で、技術料を引き下げながら作った僅かな財源を「かかりつけ歯科医」初再診料に振り分けながらも、「かかりつけ歯科医」を一気に消し去られたことによって、保険点数全体が縮小したと共に、時代の流れである「かかりつけ歯科医」という名称、概念をも否定されることになってしまいました。そして事件によって植え付けられた歯科界の負のイメージは現在も引きずっています。
日本の歯科界は今、大きな分岐点に差し掛かかり、新しい息吹が入る機運も高まっています。但し、この負のイメージを引きずったままでは大きな壁が存在します。あの事件は終わったのでなく、まだ背負っており、それを回顧することで歯科界の課題を改めて見出すことが必要です。
残念ながら現在、日歯、日歯連盟共に入会者、特に若い先生の入会が減少しています。事件の影響、また、入会することへの利点を見出せず、医療環境向上寄与への期待が薄らいでいるからです。個人で個々の臨床現場での対応出来ても、政策を変えるには一つの塊にでなければパワーが発揮できないだけに、この問題は歯科界発展の最大の課題です。その為には、過去の問題となった出来事を背景も含めて改めて見直し、そして新しい目標を示す。それも抽象的でなく、具体的な分かりやすい政策を提示することで歯科界の展望が分かることで推進力の働きとなります。
最後に、本コラムを続けなければ会うことの出来なかった全国の先生方と交流できたことは、私の歯科医師人生としての財産となりました。そして、好き気ままに綴ることを甘受して頂き、連載を許して頂いた歯科時報新社・吉田泰行社長に感謝を述べ終わります。ありがとうございました。
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