日本の歯科界を診る(ブログ版)


コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言
by kura0412
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消費税増税反対への理解はあっても

「大義ない」造反議員に地元県連が悲鳴

26日の衆院本会議で可決した消費税率を引き上げる消費税法改正案。
民主党内から小沢一郎元代表に近い議員ら57人が反対票を投じたが、造反議員が所属する多くの同党県連幹部からは「政党人としての責任を欠く、と言わざるを得ない」などの批判や「有権者の理解を得られない」との悲鳴があがった。
「首相の『政治生命をかける』という言葉は重い。国の財政はギリギリで、造反に大義はない」

岡本英子(47)(神奈川3区)、橘秀徳(43)(同13区)、樋高剛(46)(同18区)の各衆院議員らが反対した民主党神奈川県連の幹部は、造反議員についてこう批判した。今後の処分についても「造反組も政治生命をかけるべきだ。党の看板を汚しながら、今後も党に残るというのは筋が通らない」と厳しく指摘した。
造反議員が出た県連からは「(造反議員は)自分の選挙に有利かどうかで反対しており、政策ではなく政局で動いた」(愛知県連)、「党で決められた方針。組織人なら従うべきだ」(京都府連)など、同様の声が多く聞かれた。
地方組織は地域の有権者と触れ合う機会が多いだけに、今回の事態をどう説明するか苦慮する様子もうかがわれた。
長野県連の幹部は「造反議員は、有権者に説明責任を果たすべきだ」と求め、「与党としてまとまりを欠き、国民から厳しく見られる」(熊本県連)、「次の選挙は県連存亡の危機だ」(群馬県連)などと困惑する幹部もいた。

この日の採決では、小沢元代表に近い議員の間でも賛否が分かれた。

「消費増税は前回総選挙で国民と約束していないこと。有権者に訴えたことが全てウソになる」。反対票を投じた笠原多見子衆院議員(47)(比例東海)は採決後、厳しい表情で記者団に語った。
一方、元代表のグループに所属しながら賛成票を投じた田中美絵子衆院議員(36)(比例北陸信越)は「苦渋の決断だったが、与党に残っていればこそ、今後も社会保障の課題に取り組める」と強調した。

【読売新聞】


消費増税法案可決 民主全議員が賛成 自民県連「異常事態」 静岡

消費税増税を柱とする社会保障・税一体改革関連法案が26日の衆院本会議で賛成多数により可決された。
県選出の民主党議員は全員が賛成票を投じたが、小沢一郎元代表ら57人が反対票を投じる事態となり、同党は事実上の分裂状態となった。県内の主要政党は「小沢グループとの決別で新しい展望を確信する」「早期に解散・総選挙で国民に信を問うべきだ」などとさまざまな反応をみせた。

民主党県連・林芳久仁幹事長「小沢グループ中心の57人の反対票は想定の範囲内。県内全議員が賛成票を投じたことの意義は大きい。反対者には厳しい処分で臨み、離党届を出して去るべきだ。小沢グループとの決別で、新たな展望が生まれてくると確信する」

自民党県連・杉山盛雄幹事長「政党政治のルールを逸脱した異常事態。57人も造反しているのだから、民主党はもはや政党の体をなしていないし、分裂状態だ。消費税増税法案は、郵政民営化法案よりも重い法案であり、即解散して国民に信を問うべきだ」
公明党県本部・蓮池章平幹事長「3党合意内容を具現化するスタートに立った。責任を持って取り組んでいく。(民主党に対しては)今回の党内の混乱を挙げても政権担当能力が欠けていることは明らか。国民に信を問うべく、早期の解散を求めていきたい」
共産党県委員会・山村糸子委員長「民主、自民、公明3党が密室談合で決め、まともな審議もなしに採決するやり方も、消費税10%増税だけを残す中身もこれほどひどいものはない。小沢氏らの造反は国民の怒りの反映で、廃案に向け全力で頑張る」

【産経新聞・静岡】



いろいろのマスコミの反応をみても、現在の経済状況でも消費税増税に対しての批判はあっても、小沢グループが反対票を入れたことに対しての評価はあまりありません。繰り返す小沢流の手法に拒否反応があるのかもしれません。
by kura0412 | 2012-06-27 11:17 | 政治 | Comments(0)
ミラーを片手に歯科医師の本音
回想

本紙閉刊に伴いこのコラムも今回で最後となります。平成10年9月から19年間、筆が進まない時もありましたが、締め切りを遅らせることもなく、また大きなトラブルもなく終えることにある意味安堵しております。ただその中で一度だけで校正まで終えながら書き直したことがありました。それはあの「日歯連事件」と称された事件が勃発した時でした。
あの時は一人の開業医でしかない私が、社会事件になるほどの大事件に対して実名で書くことに躊躇しましたが、事件に対していろいろな観点から憤りを感じ、もし問題となれば歯科医師を辞める覚悟をもって書きました。この事件によって日本の歯科界に大きな変化があったことは多くの先生方が感じられたことです。今思えばその内容は別として、あの時書き綴っておいたことが、その後連載を続けられた源になっていたかもしれません。
然るに風化しつつあるあの事件の本質は何だったのか。その手法に対しては司法判断が下った結果が示されていますが、事件の根本には、現在も続く歯科医療に対する公的評価の低さを何とか打開しようと考え方がありました。この点を誰もが分かっているのに言葉に出ていません。但し結果的には中医協委員が1名減員、事件後の懲罰的な18年度改定となり、歯科界の思いとは反対の流れを作ってしまいました。特に改定では、それまでの改定時で、技術料を引き下げながら作った僅かな財源を「かかりつけ歯科医」初再診料に振り分けながらも、「かかりつけ歯科医」を一気に消し去られたことによって、保険点数全体が縮小したと共に、時代の流れである「かかりつけ歯科医」という名称、概念をも否定されることになってしまいました。そして事件によって植え付けられた歯科界の負のイメージは現在も引きずっています。
日本の歯科界は今、大きな分岐点に差し掛かかり、新しい息吹が入る機運も高まっています。但し、この負のイメージを引きずったままでは大きな壁が存在します。あの事件は終わったのでなく、まだ背負っており、それを回顧することで歯科界の課題を改めて見出すことが必要です。
残念ながら現在、日歯、日歯連盟共に入会者、特に若い先生の入会が減少しています。事件の影響、また、入会することへの利点を見出せず、医療環境向上寄与への期待が薄らいでいるからです。個人で個々の臨床現場での対応出来ても、政策を変えるには一つの塊にでなければパワーが発揮できないだけに、この問題は歯科界発展の最大の課題です。その為には、過去の問題となった出来事を背景も含めて改めて見直し、そして新しい目標を示す。それも抽象的でなく、具体的な分かりやすい政策を提示することで歯科界の展望が分かることで推進力の働きとなります。
最後に、本コラムを続けなければ会うことの出来なかった全国の先生方と交流できたことは、私の歯科医師人生としての財産となりました。そして、好き気ままに綴ることを甘受して頂き、連載を許して頂いた歯科時報新社・吉田泰行社長に感謝を述べ終わります。ありがとうございました。
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