40万票集めれば

郵便局長会総会:首相や各党幹部出席 選挙に向けさや当て

野田佳彦首相は27日、札幌市で開かれた全国郵便局長会(全特)総会に出席し、小泉政権時代の路線を見直す改正郵政民営化法の成立について「(民営化の)最大の弊害は地域の絆が断ち切られたことだった。それを復活させようと法案が成立した」と意義を強調した。
全特によると、現職首相の総会出席は初めて。総会には自民、公明など各党幹部も顔をそろえ、次期衆院選をにらみ、さや当てを演じた。

首相は郵便ポストと同じ赤のネクタイ姿で登場し、「去年の民主党代表選で、郵政問題を唯一取り上げた候補は私だ」と会場の約7400人にアピール。赤いハンカチを振り回すパフォーマンスまで披露し、「もう一回、国民の幸せを実現しよう」と呼び掛けた。
自民党の「集票マシン」で知られた全特は、小泉純一郎元首相の進めた郵政民営化を契機に同党と疎遠になった。09年の前回衆院選では民主党、国民新党を支援。10年参院選では、国民新党から出馬した組織内候補が約40万票を獲得し、高い集票力を維持している。

支持率が伸び悩む既成政党にとって、手堅い組織票が期待できる業界団体の動向は頼みの綱。総会には自民党の田野瀬良太郎幹事長代行が05年の郵政解散以降初めて党幹部として出席し、「近い将来、必ず自民党は政権に復帰する。かつての絶対的な信頼関係を取り戻したい」と関係修復を訴えた。
公明党は初めて代表を総会に送り込み、斉藤鉄夫幹事長代行が「郵政の新たなビジネスモデルに向けて一緒に努力したい」と強調した。
国民新党は自見庄三郎代表、下地幹郎幹事長がそろって出席。今回の改正法は小泉路線から軌道修正した自民、公明両党と民主党の修正協議で実現しており、郵政票の行方に注目が集まる。

【毎日新聞】



40万票集めると沖縄にいた現職の首相が東京経由して北海道まで出向いてくれるようです。
by kura0412 | 2012-05-28 16:25 | 政治

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