いよいよ明日判決です

<小沢元代表判決>26日判決 消費増税の行方も左右

有罪か、無罪か--。
26日に予定される小沢一郎民主党元代表の政治資金規正法違反事件の東京地裁判決を与野党が注視している。
無罪となれば、消費増税法案に反対する小沢元代表の発言力が増し、野田佳彦首相が政治生命を懸ける法案の行方を左右しかねない。同法案を審議する衆院特別委員会の26日設置が固まったものの、審議入り日程をめぐる調整は進まず、与野党間には判決を待つムードも漂う。

「26日を境に党内が一体で行動できる環境ができればと期待している」。元代表に近い鳩山由紀夫元首相は24日、自らのグループの会合で無罪判決にかける思いを吐露した。
小沢元代表を支持する議員たちは、消費増税法案に反対する元代表と足並みを合わせ、政務三役や党の役職の辞表を集団で提出するなど、野田政権への揺さぶりを強めてきた。無罪判決が出れば、一気に攻勢をかけ、同法案の今国会での採決を阻止したうえで、9月の民主党代表選で野田首相を退陣に追い込むシナリオを描く。

小沢元代表は18日のインターネット番組で、消費増税法案について「これは大増税であり、民主党として国民への約束違反。国民の大多数が反対するものを強行なんかできない」と強調。20日に東京都内で開いた政治資金パーティーでは「(衆院の任期は)まだ1年半ある。民主党本来の姿を取り戻すべきだ」と倒閣を目指す姿勢を鮮明にした。
こうした強気の言動には、有罪判決を恐れる小沢グループの結束を図る狙いもうかがわれる。有罪となれば、小沢元代表の党内での影響力が衰えるのは確実だ。元代表支持の中堅議員が集まった24日の会合では、幹事長代理を辞任した鈴木克昌衆院議員が「無罪を信じている。しっかりまとまろう」と結束を呼びかけた。

民主党の分裂回避を最優先する輿石東幹事長は党内の情勢を見極めながら消費増税法案の審議を慎重に進める構え。
輿石氏は、無罪判決が出れば小沢元代表の党員資格停止処分を解除する方針を明言しており、岡田克也副総理や前原誠司政調会長らが反対意見を表明するなど、政府・民主党内の駆け引きが激しくなっている。法案の実質的な審議入りは大型連休明けに先送りされる形になり、藤村修官房長官は24日の記者会見で「早急な審議をお願いしたい」と焦りものぞかせた。

【毎日新聞】


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by kura0412 | 2012-04-25 17:45 | 政治

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