保険料率低く、積立金も

健保組合、5年連続大幅赤字に- 団塊世代の前期高齢者入りで今後も

健康保険組合連合会(健保連)は16日、全国1435の健保組合の赤字額が2012年度、5782億円に上る見込みだと発表した。
高齢者医療制度がスタートした08年度以来、5年連続の大幅な赤字。保険料率の引き上げで、保険料収入は増加するが、前期高齢者納付金などが財政を圧迫している。健保連は、「12年度からの3年間で、約700万人の団塊世代の前期高齢者入りに伴う納付金が増加し、大幅な赤字傾向はさらに続く」とみている。

健保連では、1346組合からの報告を基に、1435組合(4月1日現在)の財政状況を推計した。12年度の経常収入は、保険料率の引き上げなどにより、6兆9082億円と前年度比3604億円(5.50%)増加するが、高齢者医療制度への支援金と納付金などが拡大し、経常支出が7兆4864億円と同3333億円(4.66%)増となり、経常収支差額は5782億円の赤字となる見込みだ。08年度(3189億円の赤字)以来、3000億円から6000億円規模の赤字が続いている。

記者会見で健保連の白川修二専務理事は、「毎年、赤字が出ているので、積立金を取り崩して、この5年間対応してきた。健保組合全体で07年度末に2兆8000億円あった積立金は、12年度末には1兆円程度に減少する。このペースだと、2年から3年で積立金は底を突く」と懸念を示した。
同時に健保連は、健保組合財政の将来見通しを公表した。
それによると、団塊世代の前期高齢者入りなどにより、医療給付費の年代別シェアが大きく変化する。10年度に0-64歳の医療給付費シェアは全体で42.0%だが、16年度には36.1%に低下。一方、10年度に前期・後期高齢者の医療給付費シェアは合わせて58.0%だったが、16年度には5.9ポイント拡大し、63.9%に達する。

【キャリアブレイン】




健保連は2兆8000億もの積立金があったのですね。
by kura0412 | 2012-04-17 16:16 | 医療政策全般 | Comments(0)

コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30