日本の歯科界を診る(ブログ版)


コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言
by kura0412
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谷垣ドクトリン

保守政治のコアとは何か

私たちは2年前、自らの足元を見つめ直し新綱領を策定しました。
綱領は、党の性格、この政党がなすべき政策の基本的な理念、そしてその政策を行った場合にはどのような国家像になるのか、この3つを明確に書き分けたものです。
そして今回、この綱領の精神を、現在策定している政権公約に反映するため9項目に凝縮し、「自由民主党の基本姿勢」として新しくまとめました。

日本の保守政治のコアは何なのか、自民党が最も大切に守らなければいけないものは何なのか、これを9項目で示しています。
これは“政権公約の骨格”です。
わたしたちは、この「自由民主党の基本姿勢」に基づき新しい政権公約の策定を進めます。
近い将来、日本新生へ向けた私たちの考えの全貌を、皆様にお示しいたします。

自由民主党の基本姿勢
一、国民に誠実に真実を語り、勇気を持って決断する政治
一、憲法を改正し、日本らしい日本を確立する
一、自己責任原則の下、個人の自由、民間の活力、地方の判断を尊重する国創り
一、地域社会を再生し、日本の美しい自然を護る
一、家族、地域、国との絆を大切にする有徳で勤勉な国民を育む教育
一、人類共通の価値に貢献する外交。日米関係を基軸とし、アジアの安定・繁栄の先頭に立つ
一、自助を基本とし、共助・公助はそれを補うとの考えで、社会政策、経済政策を行う
一、経済の再生と成長のため、研究・技術開発の推進、一極集中の是正など強靭な国土造りにより、需要と雇用を創出する
一、デフレからの脱却、財政効率化、税制改正により、財政を再建し、次世代への責任を果たす

【谷垣ドクトリン・自民党HP】



この基本姿勢を元にして、果たしてどんな具体的な政策が飛び出してくるのでしょうか。
by kura0412 | 2012-03-09 14:29 | 政治 | Comments(0)
ミラーを片手に歯科医師の本音
回想

本紙閉刊に伴いこのコラムも今回で最後となります。平成10年9月から19年間、筆が進まない時もありましたが、締め切りを遅らせることもなく、また大きなトラブルもなく終えることにある意味安堵しております。ただその中で一度だけで校正まで終えながら書き直したことがありました。それはあの「日歯連事件」と称された事件が勃発した時でした。
あの時は一人の開業医でしかない私が、社会事件になるほどの大事件に対して実名で書くことに躊躇しましたが、事件に対していろいろな観点から憤りを感じ、もし問題となれば歯科医師を辞める覚悟をもって書きました。この事件によって日本の歯科界に大きな変化があったことは多くの先生方が感じられたことです。今思えばその内容は別として、あの時書き綴っておいたことが、その後連載を続けられた源になっていたかもしれません。
然るに風化しつつあるあの事件の本質は何だったのか。その手法に対しては司法判断が下った結果が示されていますが、事件の根本には、現在も続く歯科医療に対する公的評価の低さを何とか打開しようと考え方がありました。この点を誰もが分かっているのに言葉に出ていません。但し結果的には中医協委員が1名減員、事件後の懲罰的な18年度改定となり、歯科界の思いとは反対の流れを作ってしまいました。特に改定では、それまでの改定時で、技術料を引き下げながら作った僅かな財源を「かかりつけ歯科医」初再診料に振り分けながらも、「かかりつけ歯科医」を一気に消し去られたことによって、保険点数全体が縮小したと共に、時代の流れである「かかりつけ歯科医」という名称、概念をも否定されることになってしまいました。そして事件によって植え付けられた歯科界の負のイメージは現在も引きずっています。
日本の歯科界は今、大きな分岐点に差し掛かかり、新しい息吹が入る機運も高まっています。但し、この負のイメージを引きずったままでは大きな壁が存在します。あの事件は終わったのでなく、まだ背負っており、それを回顧することで歯科界の課題を改めて見出すことが必要です。
残念ながら現在、日歯、日歯連盟共に入会者、特に若い先生の入会が減少しています。事件の影響、また、入会することへの利点を見出せず、医療環境向上寄与への期待が薄らいでいるからです。個人で個々の臨床現場での対応出来ても、政策を変えるには一つの塊にでなければパワーが発揮できないだけに、この問題は歯科界発展の最大の課題です。その為には、過去の問題となった出来事を背景も含めて改めて見直し、そして新しい目標を示す。それも抽象的でなく、具体的な分かりやすい政策を提示することで歯科界の展望が分かることで推進力の働きとなります。
最後に、本コラムを続けなければ会うことの出来なかった全国の先生方と交流できたことは、私の歯科医師人生としての財産となりました。そして、好き気ままに綴ることを甘受して頂き、連載を許して頂いた歯科時報新社・吉田泰行社長に感謝を述べ終わります。ありがとうございました。
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