次期「健康日本21」

喫煙率低下など、たばこで初の目標値- 次の「健康日本21」で明記へ

厚生科学審議会の地域保健健康増進栄養部会(部会長=永井良三・東大大学院教授)は23日、2013年度から始まる次の国民健康づくり運動プラン(健康日本21)に、成人の喫煙率や受動喫煙率の低下など、たばこに関する数値目標を明記することを決めた。
厚生労働省では、12年度に策定する次期がん対策推進基本計画でも目標値を定め、これと併せて生活習慣病の対策を進める方針。同基本計画や健康日本21の中に、喫煙に関する具体的な数値目標が入るのは初めて。今後、次期プランを検討している専門委員会でさらに協議を進め、2月末の部会で目標値を盛り込んだ素案が示される見通しだ。

この日の部会で厚労省は、専門委員会での議論を踏まえた次期プランの骨子案を示し、大筋で了承された。
同案では、非正規雇用の増加など、社会環境の変化に伴う「健康格差の縮小」の実現を基本的な方向として明記。また、引き続き一次予防に重点的に取り組むとともに、合併症の発症など重症化予防にも力を入れる。さらに、健康に無関心な人も含め、互助の考え方に基づく健康増進を目指し、そのための社会環境を整備する方針を打ち出した。
次期プランでは、こうした考え方に基づき、現行の79項目から54項目に再編。その上で、▽健康寿命の延伸と健康格差の縮小▽社会生活を営むために必要な機能の維持・向上▽健康を支え、守るための社会環境の整備―に関する目標をそれぞれ設定する。また、これまでの局長通知から大臣告示に格上げすることで、目標の実効性を高める。

■医療機関の受動喫煙、全面禁煙が目標
喫煙に関しては、生活習慣や社会環境の改善に向け、▽成人の喫煙率を下げる▽未成年者や妊婦の喫煙をなくす▽受動喫煙の割合を減らす―ことを目標として盛り込む。
具体的には、禁煙を望んでいる人がたばこをやめられる環境を整備するため、成人全体の喫煙率から禁煙成功者を除いた割合を目標値として設定。受動喫煙に関しては、医療機関などでの全面禁煙を目指す一方、家庭や飲食店では、受動喫煙の機会があると感じる人の割合を半減させ、その基準値は禁煙成功率を勘案する。
目標値は、月内にも公表される国民健康・栄養調査の結果を基に決まるが、09年の前回調査によると、回答者全体の喫煙率は23.4%で、このうち禁煙を希望する人は34.2%を占めている。

【キャリアブレイン】



この中には、糖尿病、がんなどの9つの目標の中に歯の健康も入っています。そして歯学部大学関係者も委員として加わっています。
by kura0412 | 2012-01-25 09:40 | 医療政策全般 | Comments(0)

コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30