早くも高額療養制度拡充の次に案が

保険料に月100円上乗せ 医療費軽減の拡充財源 政府、与党で浮上

社会保障と税の一体改革で、医療費の負担を一定額に抑える高額療養費制度を拡充するための財源確保策として、新たに医療保険の保険料に加入者と家族1人あたり月100円上乗せする案が政府、与党内で浮上していることが12日、分かった。

6月の一体改革政府与党案に盛り込まれた、外来受診のたびに100円を支払う「受診時定額負担」に対し、民主党内で「患者同士で医療費を支え合うのはおかしい」と反発が強いため、健康な人を含め、保険加入者全体で負担する案が検討されることになった。
しかし、中小企業の従業員が加入する全国健康保険協会(協会けんぽ)では、給与が伸び悩んでおり保険料を引き上げるのは困難とみられる上に、人数に応じて負担する仕組みでは低所得世帯の負担が重くなるため、関係者の納得を得るのは難しそうだ。
保険料の100円上乗せ負担で、年間1500億円確保できる。このほかの財源捻出策として、保険料率引き上げや、高額療養費制度で高所得者に負担増を求める案なども挙がっている。
政府は、12日午前、関係5閣僚が官邸で協議し、14日にも開かれる党の調査会に社会保障制度改革の骨子案を提示することを確認した。

一方、民主党は12日の医療・介護ワーキングチーム(WT)の役員会で、受診時定額負担抜きで高額療養費制度を拡充する方針を確認。当面、年間の負担上限を創設するなど小幅な改善をした後、大規模な充実を目指す。具体的な制度設計は2月ごろまでに詰めるが、年内に取りまとめる一体改革の大綱素案にも反映させる方向だ。

【共同通信】



保険制度の原則から考えれば、同じ高額療養制度の拡充するならばこの方法がベターだと思いますが、当然、保険者サイドからは異論が出てきます。
しかし、受診時定額負担制度導入の理由ではこの高額療養が対のような説明だったのに、導入断念と同時に次の案が出てきました。
by kura0412 | 2011-12-14 11:17 | 医療政策全般 | Comments(0)