長妻厚労元大臣が厚労部門会議の座長に就任

民主・厚労部門会議、長妻新座長で初会合

民主党の厚生労働部門会議は9月14日、現政権になって初めての会合を開いた。新たに座長に就任した元厚労相の長妻昭・党政調副会長は冒頭のあいさつで、「2年前の政権交代では、社会保障政策を期待した国民が多かったと思う。この政権を維持して日本を変えるという主戦場がこの会議だ」と述べ、政策の推進に意欲を示した。

この日の会合には、厚生労働省の政務三役が全員出席した。あいさつした小宮山洋子厚労相は、社会保障・税一体改革の関連法案の次期通常国会への提出に向け、「これからの社会保障はこういう形で安心をつくるというビジョンを(国民に)しっかりと示し、そのためなら負担をしていいと思っていただけるようなものを、力を合わせてつくっていきたい」などと述べた。

会合では、同省が今年度第3次補正予算案と来年度予算概算要求枠について説明した。
部門会議の梅村聡副座長によると、補正予算案について議員から、「(医療分野の)基金の使い道が公的な医療機関に偏っていたのではないか。民間にも広げてほしい」などの要望があった。また、医療機関の人材確保や、再建の条件などの問題にも言及があったという。部門会議では15日午前までに議員から補正予算案への意見を受け付け、同日夕までに党政調に提出する予定だ。
一方、来年度予算概算要求枠については承認され、今後、個別のテーマについて部門会議で意見集約していくことも確認された。
また、会合では、足立信也前副座長が、部門会議内にあるワーキングチームなどの今後のあり方について報告するよう求めた。これに対し梅村氏は、「今回、部門会議と政調のパイプが結果的に太くなるので、政調や長妻座長と確認し、再編・整理についてはきっちり部門会議としてまとめていく」と応じたという。
部門会議では来週から、来年度税制改正要望について関係団体からのヒアリングを開始する。昨年ヒアリングした日本医師会など6団体に加え、15日夕までに議員からヒアリング先として希望があった団体についても精査した上で対象にする予定だ。

【キャリアブレイン】



大臣経験者が政調会の座長に就任です。
by kura0412 | 2011-09-14 15:32 | 政治

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