利便性だけ追うだけで良いのでしょうか(共通番号制度)

共通番号、医療情報の安全性確保に不安も- 民主党社会保障・税番号小委

民主党の「税制改正プロジェクトチーム」の下に設置された「社会保障・税番号検討小委員会」(委員長=岸本周平衆院議員)は8月18日の会合で、情報セキュリティーに詳しい有識者からヒアリングを行った。委員長代理を務める藤田憲彦衆院議員によると、会合では議員から、「医療情報のセキュリティーは大丈夫なのか」「(医療や介護分野での)現実の運用に耐え得るのか」などの質問が出た。これに対し有識者からは、情報連携の際に直接番号を用いずに「符号」を用いることでセキュリティー確保を図るとの説明があったという。

民主党の「社会保障・税番号検討小委員会」は8月18日、情報セキュリティーに詳しい有識者からヒアリングを行った(衆院第二議員会館内)
この日のヒアリングの対象者は、「産業技術総合研究所情報セキュリティ研究センター」の高木浩光主任研究員と、東京工業大像情報工学研究所の大山永昭教授の2人。
藤田氏によると、高木氏が政府の「情報連携基盤技術ワーキンググループ(WG)」の議論の進め方に問題があると指摘した一方で、同WGで座長代理を務める大山氏は、十分な議論を行ってきたとの認識を示したという。
藤田氏は会合後、記者団に対し、「意見の相違があるので、その点も含めて、WGでどのような議論が行われていたのかについては検討する必要があると思っている」と述べた。
また、会合では議員から「システム開発のコストはどれくらいになるのか」などの質問も出たという。藤田氏は、システムの初期開発とメンテナンスにかかる費用を合計すると1兆円の単位になる可能性があると指摘した上で、「極めて大規模なものなので、より一層精査して見ていかなければいけない」との考えを示した。
次回会合は24日に開かれ、日本医師会と日本税理士会連合会、全国社会保険労務士会連合会からヒアリングする予定だ。

【キャリアブレイン】



利便性と個人情報の流失の危険性という二面性をもつこの共通番号制度です。個人情報の中でも最も極秘扱いの医療情報を扱う医療界としては、積極的に賛成とはならず、慎重に進めるべきだと思うのですが。
by kura0412 | 2011-08-18 16:49 | 医療政策全般 | Comments(0)