社会保障改革案に対して日医が意見

民主社保改革案を日医が問題視- 「社会保障がサービスに捉えられている」

日本医師会の中川俊男副会長は6月1日の定例記者会見で、民主党の社会保障改革案に対する日医の見解を示した。見解では、「総論的にみて、社会保障が平時の国家安全保障ではなく、サービスとして捉えられていることなどに問題がある」としている。

日医は、医療分野などを成長産業化する民主党案の方針を問題視。経済成長をけん引する役割を期待することは医療を営利産業化することだとして、反対の姿勢を示した。
保険者機能を強化する財源に回すため、受診時の窓口負担に定額を上乗せする「定額負担」制度に対しては、患者負担が増加すれば、受診を控えて重篤化するケースも生じると主張。必要な財源は、公費や保険料に求めるべきだとした。
また、「チーム医療・介護の推進」については、タスクシフティング(医行為の一部を他の職種へ委譲すること)を狙った役割分担には反対だと主張。タスクシフティングは緊急事態に限り、特例として適用されるべきだとの見解を示した。
このほか、今年度に設置された「地域医療支援センター」の仕組みでは、医師を確保できていないと指摘。活用を進める前に、現状の問題点を明らかにすべきだとしている。

【キャリアブレイン】



社会保障改革の議論は政局の混乱でどうなるのでしょうか。
by kura0412 | 2011-06-02 12:35 | 医療政策全般 | Comments(0)