改定見送りに耐えられるか

同時改定に向け、救急看護の評価など要望へ- 看保連総会

看護系学会等社会保険連合(看保連)の「診療報酬および介護報酬の在り方に関する検討委員会」(坂本すが委員長)は4月25日の総会で、来年度の診療報酬と介護報酬の同時改定に向けた昨年度の議論の進ちょく状況について報告した。議論は、同委員会と介護報酬ワーキンググループで進められてきたが、東日本大震災のため、3月末の取りまとめがずれ込んでいるという。

検討委員会では、加盟学会から個別に要望を募っており、提出された要望やこれまでの委員会の内容など勘案して、役員会が中心となって要望書の骨子を作成する予定。診療報酬について、現段階で項目として候補に挙がっているのは、▽救急外来での成人に対するトリアージの評価▽小児の虐待防止チーム活動への評価▽研修を受けた看護師の術前・術後訪問への評価―など。また介護報酬については、▽退院直後の集中的な訪問看護に対する加算▽夜間や早朝、深夜の訪問看護に対する加算▽看取り支援のための看護職に対する加算―などが挙がっている。
いずれも、できるだけ速やかに要望を取りまとめ、厚生労働省に提出したい考え。

■改定の議論「現段階では、粛々とやっていく」
来年度の同時改定をめぐっては、被災地の医療復興を優先するため、改定に対する慎重論も医療団体の中から上がっている。
日医が24日の定例代議員会で改定見送りの方針を表明したことについて、看保連の井部俊子代表は、キャリアブレインの取材に対し、「まだ議論もしていない。震災の影響でいろいろと遅れているのは確かだが、現段階では、来年度の同時改定に向けて粛々とやっていく」と述べた。
 また、中央社会保険医療協議会の専門委員も務める坂本すが氏は同取材に対し、「先日再開された中医協でも(改定を先送りする)話はなかったし、皆、静観しているところなのでは」との認識を示した。

【キャリアブレイン】



次期改定見送りに対しては、医療界内部での意見集約ですら非常に難しい問題です。
震災最優先というのは当然ながら、多くの分野がギリギリでやっているだけに、それぞれの分野が見送りが耐えられるか否かがその意向の基準となりそうです。 歯科界も粛々と進めるのでしょうか。
by kura0412 | 2011-04-26 09:32 | 医療政策全般 | Comments(0)