日本の歯科界を診る(ブログ版)


コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言
by kura0412
プロフィールを見る
画像一覧
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

菅首相辞任要求の動きとその後の組み合わせ

政策協議

石破 茂です。
連立話は一応沈静化したようです。民主党の統一地方選挙での惨敗もあり、自民党内でも「到底民主党などとは組めない」との空気が支配的になっています。
永田町は一転政局モードになってしまいました。

私自身、もともとマニフェスト絶対遵守を唱え、選挙至上主義的なポピュリズムにどっぷりと漬かった小沢元幹事長一派や旧社会党的思考から脱却できない人たちと組むつもりはさらさらなく、「政策協議を」との主張はそのような人たちと決別する手段として申し上げてきたつもりです。
こんな時に政策協議など必要ない、と仰る方もおられますが、政策協議はその気になりさえすればすぐにできるものなのです。
次の世代に過大な負担を負わせない健全な財政を確立する。集団的自衛権行使を可能とすることにより、日米が相互に防衛義務を負う健全な同盟関係を構築する。煎じ詰めればこの二点に尽きます。
与党である民主党内で意見が纏まらず、何事も決まらず自民党との協力関係も築けないのは、菅総理が小沢グループの離反を怖れてか、この二点を避け続けているからではないのでしょうか。
「マニフェストを撤回して震災復興に充て、それで足らざる部分は人件費、国会議員定数削減などを即刻断行した上で償還財源を明確にした復興債でこれを賄う」たったこれだけのことなのに、なぜそれが言えないのか。
この方針は今回の一次補正予算で明らかにしなくてはなりません。二次補正予算がいつ編成されるかも明らかではなく、その時までこのままの状態が続いてよいはずがない。
こんな決断もできないような人なら、このまま総理の座に留まってはいけないでしょう。マニフェストの撤回と国債発行額の抑制は震災前から我々が何度も指摘をしてきたことなのに、まだそれがわからないのか。わかっていても小沢一派の離反が怖くてやらないというなら、もはや許し難いと言う他はありません。

総理の辞任は、自分から辞めるか、不信任案が可決されて解散の道を選ばず総辞職するか、そのどちらかしかありません。
地方議会と異なり、有権者による首長リコール請求の規定は無く、議会解散請求もできません。総理が「石に噛りついても辞めない」と言っている限り、衆議院で内閣不信任案を可決する以外にない。

報道ベースでは鳩山前総理が自民党幹部と会い、不信任案同調を仄めかしたように伝えられていますが、「菅総理憎し」だけが動機の鳩山氏や小沢系などと組むということ自体、私にはあり得ないことのように思われます。仮に「敵の敵は味方だ、目的のためには手段を選んではいられない」といって倒閣に成功したとして、そのあとは一体どうなるのか。マニフェスト絶対維持派で、日米同盟を危機の渕まで追い込んだ勢力と組んで内閣を組織するなど、絶対にあってはならないことです。そのような企てには、私はたとえ一人になっても絶対に反対です。この期に及んでなお小沢・鳩山両氏と組もうなどという考えがまだあること自体、私には到底信じられません。
こんな騒動は、国民から見れば「また国民不在の権力闘争に明け暮れている」としか映らないに違いありません。そのことはよくわかっています。
菅総理は、一度立ち止まって虚心坦懐に考えるべきです。

【石破茂衆議院議員ブログ】



菅首相辞任要求へ向う動きと、その後の政党、グループ間の組み合わせは違うようです。最初の山は一次補正案成立後でしょうか。
by kura0412 | 2011-04-16 15:56 | 政治 | Comments(0)
ミラーを片手に歯科医師の本音
回想

本紙閉刊に伴いこのコラムも今回で最後となります。平成10年9月から19年間、筆が進まない時もありましたが、締め切りを遅らせることもなく、また大きなトラブルもなく終えることにある意味安堵しております。ただその中で一度だけで校正まで終えながら書き直したことがありました。それはあの「日歯連事件」と称された事件が勃発した時でした。
あの時は一人の開業医でしかない私が、社会事件になるほどの大事件に対して実名で書くことに躊躇しましたが、事件に対していろいろな観点から憤りを感じ、もし問題となれば歯科医師を辞める覚悟をもって書きました。この事件によって日本の歯科界に大きな変化があったことは多くの先生方が感じられたことです。今思えばその内容は別として、あの時書き綴っておいたことが、その後連載を続けられた源になっていたかもしれません。
然るに風化しつつあるあの事件の本質は何だったのか。その手法に対しては司法判断が下った結果が示されていますが、事件の根本には、現在も続く歯科医療に対する公的評価の低さを何とか打開しようと考え方がありました。この点を誰もが分かっているのに言葉に出ていません。但し結果的には中医協委員が1名減員、事件後の懲罰的な18年度改定となり、歯科界の思いとは反対の流れを作ってしまいました。特に改定では、それまでの改定時で、技術料を引き下げながら作った僅かな財源を「かかりつけ歯科医」初再診料に振り分けながらも、「かかりつけ歯科医」を一気に消し去られたことによって、保険点数全体が縮小したと共に、時代の流れである「かかりつけ歯科医」という名称、概念をも否定されることになってしまいました。そして事件によって植え付けられた歯科界の負のイメージは現在も引きずっています。
日本の歯科界は今、大きな分岐点に差し掛かかり、新しい息吹が入る機運も高まっています。但し、この負のイメージを引きずったままでは大きな壁が存在します。あの事件は終わったのでなく、まだ背負っており、それを回顧することで歯科界の課題を改めて見出すことが必要です。
残念ながら現在、日歯、日歯連盟共に入会者、特に若い先生の入会が減少しています。事件の影響、また、入会することへの利点を見出せず、医療環境向上寄与への期待が薄らいでいるからです。個人で個々の臨床現場での対応出来ても、政策を変えるには一つの塊にでなければパワーが発揮できないだけに、この問題は歯科界発展の最大の課題です。その為には、過去の問題となった出来事を背景も含めて改めて見直し、そして新しい目標を示す。それも抽象的でなく、具体的な分かりやすい政策を提示することで歯科界の展望が分かることで推進力の働きとなります。
最後に、本コラムを続けなければ会うことの出来なかった全国の先生方と交流できたことは、私の歯科医師人生としての財産となりました。そして、好き気ままに綴ることを甘受して頂き、連載を許して頂いた歯科時報新社・吉田泰行社長に感謝を述べ終わります。ありがとうございました。
以前の記事
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
2005年 09月
2005年 08月
2005年 07月
2005年 06月
2005年 05月
2005年 04月
2005年 03月
2005年 02月
2005年 01月
2004年 12月
2004年 11月
2004年 10月
2004年 09月
2004年 08月
2004年 07月
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧