日本の歯科界を診る(ブログ版)


コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言
by kura0412
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大連立に対して

防衛相ら、首相の判断支持=空振りの自民入閣要請

北沢俊美防衛相は22日午前の閣議後の記者会見で、菅直人首相が自民党の谷垣禎一総裁に入閣を要請して断られたことに関し、「国家的な危機だから与野党を超えて協力し合うことは極めて重要だ」と述べ、首相の判断を支持した。江田五月法相も「首相のアクションは実らなかったが、これからもいろいろ検討されてしかるべきだ」と同様の考えを示した。
また、与謝野馨経済財政担当相は「東日本大震災が起きて、国としての意思決定を早めるためにベストなのは連立を組むことだ」と大連立を訴え、玄葉光一郎国家戦略担当相(民主党政調会長)は「強い政権が必要だと一層感じている」と語った。

【時事ドットコム】


石破 茂 です。
全力で震災・原発事故対応にあたっておられる国内外すべての方々のご労苦、留守を守っておられるご家族の皆様に心より感謝いたします。
また、当コメント欄や直接の電子メール、お手紙などでお寄せいただいておりますご意見・ご提言にも厚く御礼申し上げます。政府も、我々も気づいていなかった情報が多く寄せられており、本当に有難いことです。
これらのご提言はその都度自民党の対策本部事務局に上げるとともに、政府にも伝達しておりますが、個人の事務所での対応にはおのずと限界がありますため、何とか迅速・的確に反映できるためのシステム作りを急いでおります。
回答がない、とのお怒りも重々承知しておりますが、すべてのご意見に目を通し、対応できるよう努めておりますので何卒ご理解ください。

菅総理からの連立要請に応じなかったことへのご批判を多く頂いております。その反応は当然想定いたしておりましたし、あらゆるご批判も覚悟の上での党の決定です。
国難に立ち向かい、一人でも多くの方の人命を救うために自民党は最大の努力をしております(自民党ホームページに活動状況をご報告するようにしております)。
しかし、政策の合意に向けての努力が一切ないままの連立打診などあり得ません。
コメントの中でご指摘がありました通り、そのようなものが一切ないままに連立を組めば、たちどころに閣内不一致となってかえって混乱が増すばかりです。
 子ども手当などの政策は直ちに廃止し、すべて災害支援に廻す、それだけでは資金が足りないことは自明であり、財源について早急に成案を得る、などが民主党から提案されなければ、折角わが党が対策を立案してもすべて覆ってしまうことになりかねません。
副総理兼震災対策特命大臣にはいかなる権限が与えられるのかも全く分からないままでは、単に混乱が拡大するだけです。国民の信任がないまま長期の連立はあり得ず、選挙の時期についても合意が必要です。中東情勢の推移によっては、自衛隊の海外での活動も予想されますが、その時にどのように対応するかについても予め了解が必要でしょう。
これらのことはその気になりさえすればすぐにできることであるにも拘らず、一切それらが行われないままに連立を要請する、というのでは、最初から拒絶を見越していたか、責任だけを負わせるつもりだったか、どちらかとしか言いようがありません。
手順を踏んで欲しい、と私が申し上げたのは形式に拘ったからではなく、本当に実効性のあるものにするために必要だと信じるからなのです。
わが党の議員の多くが、当然のことですがこの三連休ずっと党本部に詰めて対策を立案し、政府への申し入れ事項を精査し、また一部の議員は自ら支援物資を被災地に届けています。その真摯さだけはどうかご理解ください。わが党のこの姿勢を生かすための提案は与党からしかできないのです。

我が国の体制も根本から見直さなくてはなりません。このようなことでは武力攻撃事態やNBCテロなどにとても対応できません。有事法制の際に相当詰めたつもりでいましたが、詰め切れていなかった予備自衛官の動員体制、民間防衛組織(民間人を戦場に動員する、というのではなく自衛隊や警察、消防の任務の中で民間に出来る分野を臨時に活用するもの)の編成など、悔やまれることは数多くあります。随分と声を大にして叫んだのですが、ほとんど誰も聞いてくれなかったのは私の努力が足りなかったのでしょう。本当に悔いております。志願したのに何の反応もなく、切歯扼腕しておられる方々にお詫び申し上げます。
米軍をはじめとして支援を申し入れている国への誠実・迅速な対応など、早期に解決せねばならない課題が多くあります。政府を責めても始まりません。自民党は全力で頑張ります。
会議の合間の時間をなんとか見つけて書いているため、纏まりのない文章になってしまいましたことをご容赦ください。

【石破茂衆議院議員ブログ】



政府側から大連立待望の機運が生まれています。それに対して自民党は、政策合意なしでの連立は否定的です。
いずれにせよ解散出来る状況にはなく、この大連立の可能性は強くなってきたかもしれません。
by kura0412 | 2011-03-22 13:58 | 政治 | Comments(0)
ミラーを片手に歯科医師の本音
回想

本紙閉刊に伴いこのコラムも今回で最後となります。平成10年9月から19年間、筆が進まない時もありましたが、締め切りを遅らせることもなく、また大きなトラブルもなく終えることにある意味安堵しております。ただその中で一度だけで校正まで終えながら書き直したことがありました。それはあの「日歯連事件」と称された事件が勃発した時でした。
あの時は一人の開業医でしかない私が、社会事件になるほどの大事件に対して実名で書くことに躊躇しましたが、事件に対していろいろな観点から憤りを感じ、もし問題となれば歯科医師を辞める覚悟をもって書きました。この事件によって日本の歯科界に大きな変化があったことは多くの先生方が感じられたことです。今思えばその内容は別として、あの時書き綴っておいたことが、その後連載を続けられた源になっていたかもしれません。
然るに風化しつつあるあの事件の本質は何だったのか。その手法に対しては司法判断が下った結果が示されていますが、事件の根本には、現在も続く歯科医療に対する公的評価の低さを何とか打開しようと考え方がありました。この点を誰もが分かっているのに言葉に出ていません。但し結果的には中医協委員が1名減員、事件後の懲罰的な18年度改定となり、歯科界の思いとは反対の流れを作ってしまいました。特に改定では、それまでの改定時で、技術料を引き下げながら作った僅かな財源を「かかりつけ歯科医」初再診料に振り分けながらも、「かかりつけ歯科医」を一気に消し去られたことによって、保険点数全体が縮小したと共に、時代の流れである「かかりつけ歯科医」という名称、概念をも否定されることになってしまいました。そして事件によって植え付けられた歯科界の負のイメージは現在も引きずっています。
日本の歯科界は今、大きな分岐点に差し掛かかり、新しい息吹が入る機運も高まっています。但し、この負のイメージを引きずったままでは大きな壁が存在します。あの事件は終わったのでなく、まだ背負っており、それを回顧することで歯科界の課題を改めて見出すことが必要です。
残念ながら現在、日歯、日歯連盟共に入会者、特に若い先生の入会が減少しています。事件の影響、また、入会することへの利点を見出せず、医療環境向上寄与への期待が薄らいでいるからです。個人で個々の臨床現場での対応出来ても、政策を変えるには一つの塊にでなければパワーが発揮できないだけに、この問題は歯科界発展の最大の課題です。その為には、過去の問題となった出来事を背景も含めて改めて見直し、そして新しい目標を示す。それも抽象的でなく、具体的な分かりやすい政策を提示することで歯科界の展望が分かることで推進力の働きとなります。
最後に、本コラムを続けなければ会うことの出来なかった全国の先生方と交流できたことは、私の歯科医師人生としての財産となりました。そして、好き気ままに綴ることを甘受して頂き、連載を許して頂いた歯科時報新社・吉田泰行社長に感謝を述べ終わります。ありがとうございました。
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