中期戦略計画

エーザイ、新中期戦略計画を発表

エーザイの内藤晴夫社長兼CEOは3月3日、同社で記者会見を開き、2011-15年度の中期戦略計画「はやぶさ」を発表した。同計画では、▽アルツハイマー型認知症治療薬アリセプト、消化性潰瘍治療薬パリエットから「がん」「てんかん」「肝臓領域疾患」への「フランチャイズポートフォリオ」の転換▽米国からイーストアジア(日本、中国など)、新興国市場への「リージョンバランス」の転換―などを掲げている。

15年度の数値目標は、売上高8000億円超(10年度予想は7700億円)、営業利益2000億円超(1160億円)。内藤社長は「ウーマンオンコロジー」に集中的に取り組み、がん領域の売上高を1800億円超とし、世界のトップ10入りを果たすとした。
特に乳がん治療薬ハラヴェンについて、「米国で予想を上回る市場導入が進んでいるのではないか」と述べた上で、全世界で15年度までに10億ドルレベル、15年度以降は20億ドルレベルを目標に掲げるとした。
 また、もう一つの大型品候補として、てんかん治療薬ペランパネルを挙げ、15年度までに5億ドルレベル、15年度以降は10億ドルレベルを目指すと強調した。

■メマリー、レミニール参入もアリセプトに自信
このほか、第一三共のメマリーや、ヤンセンファーマのレミニール(武田薬品工業と共同販売)が11日付で薬価収載されるなど、近くアルツハイマー型認知症治療薬市場の競合が激化することについて、「アルツハイマー型認知症患者さんの治療の選択肢が広がるということで、わたしとしては前向きに受け止めている」と述べる一方、「いずれの治療薬も海外で市場に出ているが、薬物治療の中核はアリセプトが果たしていることは、海外の経験からも揺るぎのないものを持っている」と強調。
また、同社の本多英司専務執行役はメマリーについて、「9割以上は世界的に見てもアリセプトと併用」とした上で、アリセプトの売り上げにはあまり影響しないとの見方を示した。一方のレミニールについては、「武田薬品工業も販売に加わるので、ある程度の売り上げは出てくると思う。ただし、全世界的に見てアリセプトが基本の薬剤になっているのは間違いない事実で、日本も同様にしていきたい」と述べた。

【キャリアブレイン】



薬品会社も戦略的中期計画を考えています。
by kura0412 | 2011-03-04 16:13 | 歯科 | Comments(0)