日本の歯科界を診る(ブログ版)


コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言
by kura0412
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社民も公明も協力は厳しい方向に

社民、特例公債に反対決定へ=予算関連、再可決不可能に

社民党は22日午前、国会内で両院議員懇談会を開き、2011年度予算案と関連法案への対応を協議した。予算案と、赤字国債発行のための特例公債法案、法人実効税率5%引き下げを盛り込んだ税制改正法案については、いずれも反対を決める見通しだ。これにより、野党多数の参院で特例公債法案などが否決された後、衆院の3分の2以上の賛成で再可決することは事実上不可能となる。
懇談会終了後、社民党の重野安正幹事長が民主党の岡田克也幹事長に会い、協議結果を伝える。
特例公債法案について社民党は、「法人税引き下げの一方で借金をするのは問題」などとして反対する方針。子ども手当法案に関しても、保育所整備などの現物給付拡充を求める立場から、反対する方向だ。ただ、成立しない場合の自治体などへの影響を考慮し、「現時点で賛否を確定せず、政党間協議の可能性を残すべきだ」との意見もある。
社民党は民主党との実務者レベルの予算修正協議で、沖縄県の米軍普天間飛行場移設関連経費の削除や、法人税引き下げ撤回など6項目を要求。しかし、民主党側がいずれも受け入れ困難との姿勢だったことに加え、普天間移設をめぐる鳩山由紀夫前首相の「方便」発言に社民党が反発。民主党所属議員の会派離脱表明で政権が動揺する中、協議は打ち切られていた。

【時事ドットコム】



公明、首相退陣でも予算関連法案反対

公明党は2011年度予算関連の赤字国債発行、子ども手当両法案に反対する方針を固めた。民主党内で浮上している菅直人首相の退陣と引き換えに成立させるとの打開案にも応じない方向だ。4月の統一地方選を前に、野党色を鮮明にする必要があると判断した。野党が両法案にそろって反対する立場となり、菅政権は一段と厳しい立場に追い込まれた。
公明党首脳は21日、両法案について「首相が交代してもマニフェスト(政権公約)を前提にした予算を組んでいる以上、重要な関連法案にも協力できない」と明言した。公明党は今年度分の子ども手当法には修正のうえ賛成に回ったが、今回は「保育サービスなど現物給付の拡充が不十分で、恒久的措置になっていない」として反対する。

【日経新聞】




予算、予算関連法案をいくら通したくても、社民党も公明党との協力は厳しいようです。
さて、菅政権の次なる一手は。
by kura0412 | 2011-02-22 08:59 | 政治 | Comments(0)
ミラーを片手に歯科医師の本音
回想

本紙閉刊に伴いこのコラムも今回で最後となります。平成10年9月から19年間、筆が進まない時もありましたが、締め切りを遅らせることもなく、また大きなトラブルもなく終えることにある意味安堵しております。ただその中で一度だけで校正まで終えながら書き直したことがありました。それはあの「日歯連事件」と称された事件が勃発した時でした。
あの時は一人の開業医でしかない私が、社会事件になるほどの大事件に対して実名で書くことに躊躇しましたが、事件に対していろいろな観点から憤りを感じ、もし問題となれば歯科医師を辞める覚悟をもって書きました。この事件によって日本の歯科界に大きな変化があったことは多くの先生方が感じられたことです。今思えばその内容は別として、あの時書き綴っておいたことが、その後連載を続けられた源になっていたかもしれません。
然るに風化しつつあるあの事件の本質は何だったのか。その手法に対しては司法判断が下った結果が示されていますが、事件の根本には、現在も続く歯科医療に対する公的評価の低さを何とか打開しようと考え方がありました。この点を誰もが分かっているのに言葉に出ていません。但し結果的には中医協委員が1名減員、事件後の懲罰的な18年度改定となり、歯科界の思いとは反対の流れを作ってしまいました。特に改定では、それまでの改定時で、技術料を引き下げながら作った僅かな財源を「かかりつけ歯科医」初再診料に振り分けながらも、「かかりつけ歯科医」を一気に消し去られたことによって、保険点数全体が縮小したと共に、時代の流れである「かかりつけ歯科医」という名称、概念をも否定されることになってしまいました。そして事件によって植え付けられた歯科界の負のイメージは現在も引きずっています。
日本の歯科界は今、大きな分岐点に差し掛かかり、新しい息吹が入る機運も高まっています。但し、この負のイメージを引きずったままでは大きな壁が存在します。あの事件は終わったのでなく、まだ背負っており、それを回顧することで歯科界の課題を改めて見出すことが必要です。
残念ながら現在、日歯、日歯連盟共に入会者、特に若い先生の入会が減少しています。事件の影響、また、入会することへの利点を見出せず、医療環境向上寄与への期待が薄らいでいるからです。個人で個々の臨床現場での対応出来ても、政策を変えるには一つの塊にでなければパワーが発揮できないだけに、この問題は歯科界発展の最大の課題です。その為には、過去の問題となった出来事を背景も含めて改めて見直し、そして新しい目標を示す。それも抽象的でなく、具体的な分かりやすい政策を提示することで歯科界の展望が分かることで推進力の働きとなります。
最後に、本コラムを続けなければ会うことの出来なかった全国の先生方と交流できたことは、私の歯科医師人生としての財産となりました。そして、好き気ままに綴ることを甘受して頂き、連載を許して頂いた歯科時報新社・吉田泰行社長に感謝を述べ終わります。ありがとうございました。
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