日本の歯科界を診る(ブログ版)


コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言
by kura0412
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この半年は全く読めません

首相バッサリ「小沢切り宣言」 年頭会見、自ら発言練る
  
菅直人首相は4日の年頭記者会見で、民主党の小沢一郎元代表に対し、強制起訴された時の議員辞職も念頭に出処進退の判断を迫った。政権浮揚の唯一のカードである「小沢切り」の姿勢をさらに鮮明にした。ただ、参院で問責決議を可決された仙谷由人官房長官らの処遇は最終判断を下しておらず、月内召集の通常国会の「衆参ねじれ」の打開策はなお見通せていない。

首相は会見で、1日の年頭所感で用いた「不条理を正す政治」というキーワードを使い、「不条理と言えば『政治とカネ』の問題がある」と小沢氏に切り込んだ。
まず、小沢氏に国会での説明を要求。さらに、小沢氏が強制起訴された際の対応を聞かれると「政治家としての出処進退を明らかにし、裁判に専念されるならそうされるべきだ」と語った。「専念すべきだとは、議員辞職すべきだという考えか」と見解を問われても否定せず、「小沢氏本人がそうしたことも考えられて、出処進退を決められるのが望ましい」とした。
首相は昨年末、衆院政治倫理審査会(政倫審)を拒んでいた小沢氏に対して政倫審出席を求める議決だけでなく、証人喚問を検討する姿勢もみせていた。それが、4日の会見では自発的な民主党離党を踏み越え、議員辞職の要求までにじませた。

そんな強硬姿勢に周辺も「かなり踏み込んだ」と驚く。首相は3日、福山哲郎官房副長官や寺田学首相補佐官、首相秘書官らと会見の打ち合わせをした。だが、これに基づいて作られた原稿を受け取らず、とくに小沢氏の問題については「打ち合わせでは出てこなかった総理自身の言葉」だったという。
「最後の勝負どころだ」。ここに来て首相は周辺にこう漏らしている。最近面会した知人には「参院選後は布団をかぶっていたが、これからは布団を脱ぐ」とも宣言した。

政治とカネの問題を抱えたままでは政権はいつまでも改革に踏み出せない――。4日の会見では、小沢氏の問題にこだわる理由について「政治とカネが、国民から不信の念で見られている。多くの改革を進めるうえで、国民に痛みを分かち合って頂くことはとてもできない。けじめをつける年にしたい」と語った。
ただ、党内を二分する対立をあおるのは、他に目ぼしい政権浮揚策が見当たらないことがある。「小沢氏の問題は国民が許さないはず」(菅氏側近)との見立てで、支持率上昇にもつなげられるとの読みがある。
一方、民主党内の小沢氏に近い議員は反発を強める。ある参院幹部は「13日の党大会で内閣総辞職を求める声が起こるかもしれない」と、「首相降ろし」の動きさえ予想してみせている。
中間派の新人議員からは「どっちもどっちで、まるで泥仕合。政治とカネ問題も参院問責問題も、どちらも早くけじめをつけてほしい」との声が出ている。

■主要政策、6月に先送り
首相はこの日の会見で、社会保障の財源確保に向けた消費増税をめぐる与野党協議の呼びかけも行い、「6月ごろまでを一つのめどとして方向性を示したい」と表明。環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉への参加問題も「最終的な判断は6月ごろが一つのめど」と語った。

いずれも6月まで「先送り」したのには訳がある。
1月下旬に通常国会を召集すれば、3月末の年度末まで2カ月余りしかない。ねじれ国会の参院で多数を占める野党側が審議拒否戦術をとった場合、2011年度予算案は衆院通過から30日後に自然成立するが、予算の執行に必要な予算関連法案は年度末の成立が見通せなくなる。
野党との連携について、首相は会見で「政策的に一緒にやっていけないかという姿勢は、どの党に対しても変わらない」と意欲を示すが、たちあがれ日本との連立話は破談し、政権が期待する公明党にも歩み寄りが見られない。

通常国会前に首相が仙谷由人官房長官らを含む内閣改造をすれば、野党側の軟化を期待できる可能性がある。民主党内にも仙谷氏交代を念頭に召集日を模索する動きもある。ただ、その時点で野党の協力の見通しが立たなければ、「仙谷辞任カード」は手放しにくい。現に、野党側は自民党の谷垣禎一総裁が4日、三重県伊勢市の会見で「与党を追い込み、衆院解散を勝ち取っていく」と宣言。公明党の山口那津男代表も「問責対象の大臣が居座る対応であれば、国会審議に応じることはできない」とした。
4月には統一地方選があり、政権としてそれ以前に消費増税やTPPなど国論を二分する課題は掲げにくい。
通常国会の会期は150日間。統一選をはさんで6月に国会を閉じた後、会期中のような野党の攻勢が落ち着くことを政権は期待する。首相側近の一人は語る。「消費税で6月といってもそれまでに与野党協議が進むかはわからない。首相はあえて自分を追い込み、覚悟を示している」

【asahi.com】



菅首相は敢えて自ら6月という期限を定めて決意を新たにしたようです。
小沢元代表の政倫審出席、その後の強制起訴で一気に党内を脱小沢を明確にし、それと共に問責決議となった二人の閣僚を中心に内閣改造を断行して。先ずは予算案成立を目指すようです。そこで4月の統一地方選挙の結果を受け、関連法案の動向も相俟って6月を迎えます。
果たしてこの半年間でどんな動き、そして結果となるか、全く読めません。
by kura0412 | 2011-01-05 11:54 | 政治 | Comments(0)
ミラーを片手に歯科医師の本音
回想

本紙閉刊に伴いこのコラムも今回で最後となります。平成10年9月から19年間、筆が進まない時もありましたが、締め切りを遅らせることもなく、また大きなトラブルもなく終えることにある意味安堵しております。ただその中で一度だけで校正まで終えながら書き直したことがありました。それはあの「日歯連事件」と称された事件が勃発した時でした。
あの時は一人の開業医でしかない私が、社会事件になるほどの大事件に対して実名で書くことに躊躇しましたが、事件に対していろいろな観点から憤りを感じ、もし問題となれば歯科医師を辞める覚悟をもって書きました。この事件によって日本の歯科界に大きな変化があったことは多くの先生方が感じられたことです。今思えばその内容は別として、あの時書き綴っておいたことが、その後連載を続けられた源になっていたかもしれません。
然るに風化しつつあるあの事件の本質は何だったのか。その手法に対しては司法判断が下った結果が示されていますが、事件の根本には、現在も続く歯科医療に対する公的評価の低さを何とか打開しようと考え方がありました。この点を誰もが分かっているのに言葉に出ていません。但し結果的には中医協委員が1名減員、事件後の懲罰的な18年度改定となり、歯科界の思いとは反対の流れを作ってしまいました。特に改定では、それまでの改定時で、技術料を引き下げながら作った僅かな財源を「かかりつけ歯科医」初再診料に振り分けながらも、「かかりつけ歯科医」を一気に消し去られたことによって、保険点数全体が縮小したと共に、時代の流れである「かかりつけ歯科医」という名称、概念をも否定されることになってしまいました。そして事件によって植え付けられた歯科界の負のイメージは現在も引きずっています。
日本の歯科界は今、大きな分岐点に差し掛かかり、新しい息吹が入る機運も高まっています。但し、この負のイメージを引きずったままでは大きな壁が存在します。あの事件は終わったのでなく、まだ背負っており、それを回顧することで歯科界の課題を改めて見出すことが必要です。
残念ながら現在、日歯、日歯連盟共に入会者、特に若い先生の入会が減少しています。事件の影響、また、入会することへの利点を見出せず、医療環境向上寄与への期待が薄らいでいるからです。個人で個々の臨床現場での対応出来ても、政策を変えるには一つの塊にでなければパワーが発揮できないだけに、この問題は歯科界発展の最大の課題です。その為には、過去の問題となった出来事を背景も含めて改めて見直し、そして新しい目標を示す。それも抽象的でなく、具体的な分かりやすい政策を提示することで歯科界の展望が分かることで推進力の働きとなります。
最後に、本コラムを続けなければ会うことの出来なかった全国の先生方と交流できたことは、私の歯科医師人生としての財産となりました。そして、好き気ままに綴ることを甘受して頂き、連載を許して頂いた歯科時報新社・吉田泰行社長に感謝を述べ終わります。ありがとうございました。
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