需給問題の違い

医師確保へ視察招待

三好市は医師不足解消に向けて来年1月から、地域医療に関心を持つ県外の医師(歯科医のぞく)を招いて現地を見てもらう「視察招待」事業を始める。不足の窮状を知ってもらうだけでなく、豊かな自然、文化といった市の魅力をアピールして医師確保を目指す。開会中の定例市議会に関連予算を提案しており、市は「地域の魅力や医療現場の実情を十分理解してもらって、赴任してくれる医師を探したい」としている。

同市の医師不足は深刻で、市立西祖谷診療所では常勤医を県から派遣してもらい、三好病院の応援で訪問診療を実施。市立三野病院でも内科医や外科医ら5人を募集している。
市は9月から、医師を全国に募るため市のホームページに、「大歩危峡などの自然や平家落人、妖怪伝説といった文化遺産に恵まれ、住みやすい――」といった俵徹太郎市長のコメントを添え、呼びかけてきた。しかし、同月末に滋賀県の医師1人から問い合わせがあっただけで、その医師も、「検討中」で、赴任してくれるか定かではない。
そこで、市は「実際に三好市に来てもらって山間地の生活実態や医師の生活の利便性などを理解してもらおう」と、現地視察を企画、希望者を募ることにし、事業費46万円を計上した。
対象は、臨床経験を終了した人で年齢は問わない。家族1人と1泊2日で招待し、1時間程度のオリエンテーション後、市職員が同行して現地視察を行う。交通費は市が実費負担し、宿泊は指定した宿泊施設を利用。募集は来年1月4日~3月末としているが、医師側の事情で4月以降になってもよい。
市は「3人ぐらいは応募してほしい。今後も希望者がいれば、こちらから出向くなど、いろんな方法で積極的に医師を募りたい」としている。

【読売新聞・徳島】



全国でも有数の歯科医師過密地区の徳島での話だけに、医科と歯科との需給問題の違いを如実に表わしています。
by kura0412 | 2010-12-10 09:09 | 医療政策全般 | Comments(0)