日本の歯科界を診る(ブログ版)


コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言
by kura0412
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「内患外憂」状態に

仙谷、馬淵氏の問責可決へ 26日補正予算成立 

総額約5兆900億円の追加経済対策を柱とする2010年度補正予算案は26日午後、成立する。自民党は補正予算案などの採決後、仙谷由人官房長官と馬淵澄夫国土交通相の問責決議案を参院に提出。同日中に野党の賛成多数で可決されるのは確実な情勢だ。民主党は仙谷氏らを当面、続投させる方針で、国会攻防は最大のヤマ場を迎える。

補正予算案は26日午後の参院本会議で採決。野党の反対多数で否決されるが、憲法の規定で衆院の議決が優先され成立する運びだ。
仙谷氏らの問責決議案が可決された場合の対応について民主党の輿石東参院議員会長は25日の記者会見で「問責に値するようなことはあったのか。辞任の必要はない」と強調した。
一方、みんなの党は25日夕、仙谷氏に対する問責決議案を単独で参院に提出した。ただ、野党第1党の自民案が26日に提出することから、25日の処理は見送られた。
自民党は、菅直人首相と谷垣禎一総裁との党首討論を今国会で行うよう要求したが、民主党は応じない考えだ。

【47NEWS】



問責可決を無視したままだと国会は空転します。そして、来年度予算案の審議は入り口でつまずき、関連法案の多くは通りません。また、総選挙すれば大敗必至で菅首相は解散カードも中々使えません。
菅内閣はまさに内患外憂状態に陥ります。
by kura0412 | 2010-11-25 18:26 | 政治 | Comments(0)
ミラーを片手に歯科医師の本音
回想

本紙閉刊に伴いこのコラムも今回で最後となります。平成10年9月から19年間、筆が進まない時もありましたが、締め切りを遅らせることもなく、また大きなトラブルもなく終えることにある意味安堵しております。ただその中で一度だけで校正まで終えながら書き直したことがありました。それはあの「日歯連事件」と称された事件が勃発した時でした。
あの時は一人の開業医でしかない私が、社会事件になるほどの大事件に対して実名で書くことに躊躇しましたが、事件に対していろいろな観点から憤りを感じ、もし問題となれば歯科医師を辞める覚悟をもって書きました。この事件によって日本の歯科界に大きな変化があったことは多くの先生方が感じられたことです。今思えばその内容は別として、あの時書き綴っておいたことが、その後連載を続けられた源になっていたかもしれません。
然るに風化しつつあるあの事件の本質は何だったのか。その手法に対しては司法判断が下った結果が示されていますが、事件の根本には、現在も続く歯科医療に対する公的評価の低さを何とか打開しようと考え方がありました。この点を誰もが分かっているのに言葉に出ていません。但し結果的には中医協委員が1名減員、事件後の懲罰的な18年度改定となり、歯科界の思いとは反対の流れを作ってしまいました。特に改定では、それまでの改定時で、技術料を引き下げながら作った僅かな財源を「かかりつけ歯科医」初再診料に振り分けながらも、「かかりつけ歯科医」を一気に消し去られたことによって、保険点数全体が縮小したと共に、時代の流れである「かかりつけ歯科医」という名称、概念をも否定されることになってしまいました。そして事件によって植え付けられた歯科界の負のイメージは現在も引きずっています。
日本の歯科界は今、大きな分岐点に差し掛かかり、新しい息吹が入る機運も高まっています。但し、この負のイメージを引きずったままでは大きな壁が存在します。あの事件は終わったのでなく、まだ背負っており、それを回顧することで歯科界の課題を改めて見出すことが必要です。
残念ながら現在、日歯、日歯連盟共に入会者、特に若い先生の入会が減少しています。事件の影響、また、入会することへの利点を見出せず、医療環境向上寄与への期待が薄らいでいるからです。個人で個々の臨床現場での対応出来ても、政策を変えるには一つの塊にでなければパワーが発揮できないだけに、この問題は歯科界発展の最大の課題です。その為には、過去の問題となった出来事を背景も含めて改めて見直し、そして新しい目標を示す。それも抽象的でなく、具体的な分かりやすい政策を提示することで歯科界の展望が分かることで推進力の働きとなります。
最後に、本コラムを続けなければ会うことの出来なかった全国の先生方と交流できたことは、私の歯科医師人生としての財産となりました。そして、好き気ままに綴ることを甘受して頂き、連載を許して頂いた歯科時報新社・吉田泰行社長に感謝を述べ終わります。ありがとうございました。
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