抗がん剤などの未承認薬を保険と併用に

抗がん剤など対象に・未承認薬を保険と併用 ・混合診療拡大の検討開始

厚生労働省は、欧米で使われているにもかかわらず、国内では未承認の抗がん剤などの例外的な使用範囲を広げる検討に入った。来年度には、健康保険の対象となる診療部分などとあわせて抗がん剤の一部を使えるようになる見込み。厚労省は10日、中央社会保険医療協議会(中医協、厚生労働相の諮問機関)にこの方針を伝えた。
対象となるのは国内の未承認薬と、別の疾患では承認されているのに疾患が異なるために健康保険の対象とならない適応外薬の一部。未承認薬や適応外薬を治療に使った場合、原則として健康保険の対象となる検査代や入院代などもすべて自己負担になる。
ただ一部の大学病院などでは先進的な医療と健康保険をあわせて治療する「混合診療」が例外として認められており、厚労省はこの範囲を広げて抗がん剤などを使いやすくする。
具体的には、混合診療を認める薬と病院をあらかじめ厚労相が指定しておく案が有力。病院から希望があれば、例外的な使用を迅速に認める方式などが検討されている。

日本では薬の承認手続きに時間がかかり、新しく開発された薬を患者が使えるようになるまでには平均で4年程度がかかる。また抗がん剤を使った治療は高額であるため、患者団体が混合診療の容認を要望していた。ただ未承認薬は国内の審査を通っていないため、安全性や有効性で課題も残る。

【日経新聞】



一部の特例とはいえ、実質、混合診療の扉が開いた形となりました。
さて、一気にその流れが加速するか、あるいは未承認薬に限定されるか。
by kura0412 | 2010-11-11 11:09 | 医療政策全般 | Comments(0)

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