日医が菅首相再選に対して見解

日本医師会は9月15日、菅直人首相が14日の民主党代表選で再選されたのを受け、昨年夏の衆院選マニフェストに掲げた医療費増額や医師確保などの方針を堅持すべきだとの見解を発表した。
原中勝征会長は会見で、代表選に先立ち、菅首相との電話で、「(選挙が)終わったら、どちらが勝ってもノーサイドでやってほしい」と伝えていたことを明らかにした。その上で、「民主党が分裂せずに公約を実行することが国民に対する約束だ。それを実行していただきたいと希望するだけだ」と述べた。

一方、来年度予算の概算要求で、社会保障費が各省庁の経費一律1割削減の対象外になった点については、「民主党が国民と約束したことの一つの表れだ」と評価し、ねじれ国会の影響で与野党協議が難航すれば、日医として調整に当たる考えも示した。
さらに、長妻昭厚生労働相に対する評価を問われると、「一生懸命やられているのは確かなので、これからもわたしたちの思いを伝えていきたい」との考えを示した。

見解の全文は以下の通り。

昨日、民主党代表選挙において、菅首相が、民主党次期代表に選出されました。代表選挙にいたるまでの数日、政策的な動きがやや停滞しているかのように見受けられましたが、菅首相が、早速、リーダーシップを発揮され、まさに政治主導で国民の付託にこたえる予算を編成されることを期待します。
昨年8月の衆議院選挙にむけたマニフェストで、民主党は、総医療費対GDP比をOECD加盟国平均にまで引き上げること、医師確保を進めること、診療報酬を増額することを示されました。このことに、地域医療を必死になって支えている私どもは、一筋の光を見出した思いがいたしました。
地域医療を守ること、それは、国民の健康と生命を守ることです。菅首相は、マニフェストの見直しを掲げておられますが、医療費増加、医師確保などの方針は堅持されなければなりません。かつて、厚生大臣として、敏腕を振るわれた体験から、しっかりと日本の社会保障政策、医療政策を立て直していただくようお願いします。
日本医師会は、国民皆保険を堅持し、若人も高齢者もすべての国民が、公平な負担の下で、同じ医療を受けられるべきであると考えます。その理念の下で、今後も政府与党並びに野党の政策については、是々非々で判断します。
9月10日に閣議決定された「追加経済対策」では、医療・介護分野の雇用創出が重要な目標のひとつに掲げられています。医療・介護分野における雇用創出は、経済成長と健康な社会を実現しますが、そのためにこそ、財源の投入はまったなしです。日本医師会は、菅首相が、先の衆議院選挙の公約に沿って、日本の医療費水準をしっかりと引き上げられるよう、これを支援していく所存です。

【キャリアブレイン】



原沢会長は小沢支持(個人的?)しておきながら動きが早いですね。 為替への政府日銀の介入と一緒で、タイミングを意識している感じです。
by kura0412 | 2010-09-16 09:00 | 政治 | Comments(0)

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