日本の歯科界を診る(ブログ版)


コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言
by kura0412
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まず幹事長人事

菅首相続投、官房長官は留任…17日に内閣改造

民主党は14日、東京・芝公園の「ザ・プリンスパークタワー東京」で臨時党大会を開き、代表選の投開票を行った結果、菅直人代表(首相)(63)が小沢一郎前幹事長(68)を大差で破り、再選された。
菅氏は15日にも党役員人事の概要を固め、17日に内閣改造人事を行う方向だ。内閣の要である仙谷官房長官は留任させる。参院選敗北の責任が問われ、辞意を漏らしている枝野幹事長の後任には、岡田外相ら閣僚の起用が取りざたされている。菅氏が今後、小沢氏を支持した勢力を抱え、挙党態勢を築けるかどうかが焦点だ。菅氏の代表任期は2012年9月まで。

代表選は、菅氏の代表の任期満了に伴うもので、投票結果をポイントに換算して争われた。総計1222ポイントのうち、菅氏が721ポイント、小沢氏が491ポイントだった。投票権を持つ411人の国会議員票(1票は2ポイント)は、菅氏が412ポイント(206人)で、小沢氏の400ポイント(200人)を小差で上回った。地方議員票でも菅氏が20ポイント勝り、党員・サポーター票では菅氏が約5倍のポイント差をつけ小沢氏を圧倒した。
国会議員票のうち無効の3票は白紙。横路衆院議長、西岡参院議長は欠席した。
菅氏は再選を決めた直後、「ノーサイドで、党全員が力をフルに発揮できる挙党態勢のために協力をお願いする」と訴えた。
代表選は党を二分する激戦となった。菅氏に対して「首相を短期間で代えるべきではない」という声が追い風となる一方、小沢氏には「政治とカネ」の問題に対する批判が逆風となった。

菅氏は15日に小沢氏など党代表経験者らと会い、党役員・内閣改造人事について協議する。ただ、菅氏を支持した議員の間では、「脱小沢」路線を継承するべきだとの声が多く、党内融和は難しいとの見方も出ている。
枝野幹事長は14日夕、「参院選で多くの有為な仲間が残念な結果になったことは責任を感じている」と都内で記者団に語り、辞意を示唆した。枝野氏の後任には岡田氏のほか、川端文部科学相、前原国土交通相の名前が挙がっている。

【YOMIURI ONLINE】



幹事長人事が最大のポイントになりそうです。
融和を目指し小沢支持派からの登用ですが、これでは脱小沢を謳った菅支持派は逆に反発を強めます。
もし、人事で波風立たなかったとしても、これだけ基本政策での違いを国民の前に示してしまったのですから、党内で政策をまとめるだけでも大変です。
そして、ねじれ国会が待っています。連立政権で一番手っ取り早かった公明党は、菅政権続投で早々に連立組まずを表明しています。
政局が来年の4月まで、この形を続けられる保障はありません。
by kura0412 | 2010-09-15 10:23 | 政治 | Comments(1)
Commented by 努落下 at 2010-09-15 10:40 x
「新しい任務で成功するうえで必要なことは、卓越した知識や卓越した才能ではない。それは、新しい任務が要求するもの、新しい挑戦、仕事、課題において重要なことに集中することである」
ミラーを片手に歯科医師の本音
回想

本紙閉刊に伴いこのコラムも今回で最後となります。平成10年9月から19年間、筆が進まない時もありましたが、締め切りを遅らせることもなく、また大きなトラブルもなく終えることにある意味安堵しております。ただその中で一度だけで校正まで終えながら書き直したことがありました。それはあの「日歯連事件」と称された事件が勃発した時でした。
あの時は一人の開業医でしかない私が、社会事件になるほどの大事件に対して実名で書くことに躊躇しましたが、事件に対していろいろな観点から憤りを感じ、もし問題となれば歯科医師を辞める覚悟をもって書きました。この事件によって日本の歯科界に大きな変化があったことは多くの先生方が感じられたことです。今思えばその内容は別として、あの時書き綴っておいたことが、その後連載を続けられた源になっていたかもしれません。
然るに風化しつつあるあの事件の本質は何だったのか。その手法に対しては司法判断が下った結果が示されていますが、事件の根本には、現在も続く歯科医療に対する公的評価の低さを何とか打開しようと考え方がありました。この点を誰もが分かっているのに言葉に出ていません。但し結果的には中医協委員が1名減員、事件後の懲罰的な18年度改定となり、歯科界の思いとは反対の流れを作ってしまいました。特に改定では、それまでの改定時で、技術料を引き下げながら作った僅かな財源を「かかりつけ歯科医」初再診料に振り分けながらも、「かかりつけ歯科医」を一気に消し去られたことによって、保険点数全体が縮小したと共に、時代の流れである「かかりつけ歯科医」という名称、概念をも否定されることになってしまいました。そして事件によって植え付けられた歯科界の負のイメージは現在も引きずっています。
日本の歯科界は今、大きな分岐点に差し掛かかり、新しい息吹が入る機運も高まっています。但し、この負のイメージを引きずったままでは大きな壁が存在します。あの事件は終わったのでなく、まだ背負っており、それを回顧することで歯科界の課題を改めて見出すことが必要です。
残念ながら現在、日歯、日歯連盟共に入会者、特に若い先生の入会が減少しています。事件の影響、また、入会することへの利点を見出せず、医療環境向上寄与への期待が薄らいでいるからです。個人で個々の臨床現場での対応出来ても、政策を変えるには一つの塊にでなければパワーが発揮できないだけに、この問題は歯科界発展の最大の課題です。その為には、過去の問題となった出来事を背景も含めて改めて見直し、そして新しい目標を示す。それも抽象的でなく、具体的な分かりやすい政策を提示することで歯科界の展望が分かることで推進力の働きとなります。
最後に、本コラムを続けなければ会うことの出来なかった全国の先生方と交流できたことは、私の歯科医師人生としての財産となりました。そして、好き気ままに綴ることを甘受して頂き、連載を許して頂いた歯科時報新社・吉田泰行社長に感謝を述べ終わります。ありがとうございました。
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