保険料が何故カルチャーセンターを

対象301施設を譲渡完了―RFO

独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構(RFO)は8月17日、厚生労働省で記者会見を開き、政府出資の年金福祉施設のうち、国から自治体や民間への譲渡が指示された301施設(421物件)について、今月4日までにすべての譲渡が完了したと発表した。売却額の合計は約2221億円。

譲渡対象となった301施設の内訳は、厚生年金会館や国民年金健康保養センターなどの福祉施設が300施設(419物件)と、社会保険病院1施設(2物件)。譲渡先については、自治体が17施設で、残る294施設は民間会社(個人事業者も含む)だった。
売却額の合計は約2221億円で、売却益は個々の施設の購入時と譲渡時点との不動産鑑定価格比で約1048億円のプラス、出資価格対比では約206億円のプラスとなった。

譲渡については、現存する建物や従業員を継続して生かすことを原則に事業者を選定した。その結果、譲渡対象施設の約7割で事業や雇用が継続されることになった。
主な施設は、フィットネスやカルチャーセンターを運営する「社会保険センター」(48施設)、宿泊施設の「国民年金健康保養センター」(47施設)、有料老人ホームの「厚生年金老人ホーム(ウェルハートピア)」(27施設)など。
医療関係施設では、社会保険病院53施設のうち、医師不足などによって継続が困難になっていた浜松病院のみが譲渡対象となっていた。同院は今年4月から、新たな事業者の下で検診業務を専門の健康管理センターとして運営を再開している。残る52施設は、引き続きRFOの保有となる。
RFOの水島藤一郎理事長は、今回の一連の譲渡を総括して、「売却額の約2221億円が不十分であるという指摘はあると思う。ただ、リーマンショックがあったものの、国から引き受けた2015億円という目標は何とか上回ることができたという点で、一定の役目は果たした。また幅広く民間手法を取り入れ、公的資産に関する新たなビジネスモデルを構築できたのではと考えている」と述べた。

【キャリアブレイン】



医療保険の保険料が、こういったハードに使われた結果がこれです。 時代が時代だったといえば終わりですが、医療に従事する者としては何か空しいものを感じます。
by kura0412 | 2010-08-18 08:51 | 医療政策全般 | Comments(0)