今一度確認が

7公益法人が政治活動 入会や会費徴収、政治団体と一体

厚生労働省所管の7公益法人やその地方組織の会員が、本人の意思のあいまいなまま系列の政治団体に入会させられ、納めた会費の一部が特定の政党や政治家に献金などとして流れていたことが朝日新聞の調べで分かった。公共の利益のための活動を目的とする公益法人が実質、政治活動をしていたことになり、厚労省は「公益法人としては不適切な行為だ」と指摘、政治団体と明確に区別するよう改善を求めている。
7法人はいずれも業界団体の社団法人で、法人の会員(2008年現在)の90%以上が政治団体の会員になっていた。これらの政治団体は少なくとも、08年に自民党や同党国会議員に計約2億6680万円、民主党や同党国会議員に計約750万円の資金提供をしており、今回の参院選では、2団体が民主党、2団体が自民党、1団体が両党の候補をそれぞれ推薦・支持していた。

総務省届け出の政治団体を系列に抱える各省庁所管の公益法人について朝日新聞が調べた。結果、「日本歯科衛生士会」「全日本医薬品登録販売者協会」「日本鍼灸(しんきゅう)師会」「全日本鍼灸マッサージ師会」の4法人が、公益法人に入会すると、一部の地方組織を除いて自動的に政治団体の会員になり、両方の会費を一体的に徴収していた。
歯科衛生士で作る「日本歯科衛生士会」は、会員から同会の年度会費7千円と系列の政治団体「日本歯科衛生士連盟」の年度会費1千円をまとめて徴収していた。同会のホームページから入会を申し込めるが、政治団体への入会の意思を確認したり、任意性を説明したりする表記はない。日本歯科衛生士会は、同会と連盟への入会が一体となっていることを認め、「改めるように検討したい」と話した。
はり師、きゅう師で作る「日本鍼灸師会」と、あん摩マッサージ指圧師らで作る「全日本鍼灸マッサージ師会」は今年3月末まで、法人と政治団体の会費をまとめて徴収していたが、政治団体の会費については任意で口座に振り込む方法に変更した。両法人の事務局は「公益法人改革の流れを受け、政治団体との区別を明確にした方が良いと判断した」と説明する。
このほか、「日本薬剤師会」「日本柔道整復師会」「日本栄養士会」の3法人も、都道府県ごとの地方組織の一部で、政治団体への入会と会費の徴収の手続きを一体として実施していた。各法人は「団体と区別する方向で検討したい」としている。
厚労省は「公益法人は公共の利益のための存在で、政治団体と一体となった活動は不適切で、しっかり峻別(しゅんべつ)・改善すべきだ」と話している。

【asahi.com】



公益法人改革でこの種の規程は非常に厳しくなっています。既に、殆どの歯科医師会、連盟は改善されているようですが、今一度確認をする必要があるかもしれません。
Commented by kura0412 at 2010-07-23 16:34
衛生士会の話は事実と違うような情報が入っていきました。
by kura0412 | 2010-07-20 08:58 | 政治 | Comments(1)