自民党内にも色々の動きの芽が

自民党執行部に人事刷新・政策見直しを求める
谷垣総裁は与謝野、園田離党を率直に受けとめよ
2010年04月06日(火) 舛添 要一 舛添レポート

鳩山政権の体たらくに国民は失望している。しかし、昔の自民党には戻りたくないというのが、多数の国民の気持ちであろう。だから、最近行われた神奈川県逗子市会議員選挙で、みんなの党が第一党に躍進したのである。民主、自民の両党に不満な有権者の受け皿となっているのである。
無党派層が5割を超えるという調査もあり、この支持なし層の増大も、政治への失望感の表れである。

ではどうすればよいのか。私が一貫して主張しているように、自民党の再生では駄目だ。新生でなければならない。そのためには、大胆な改革が不可欠である。
人事、組織、政策、すべてにわたる抜本的な改革である。
しかし、衆議院の予算委員会を見ていると、派閥の領袖などの古い顔がずらりと並ぶ。しかも、今でも政権を担っているかのごとき、上から目線の尊大な態度である。これでは、国民の共感など買うはずがない。政権交代から半年以上が経った。鳩山内閣支持率は下がりっぱなしである。
しかし、政党支持率で見ると、自民党は民主党を超えることができていない。受け皿となっているのはみんなの党である。 
だから、私は大島幹事長に人事の刷新、執行部の総入れ替えを求めた。しかしながら、谷垣執行部は、人事を変える気は「毛頭無い」という。

4月5日、読売新聞、共同通信が週末に行った世論調査の結果を発表したが、
内閣支持 / 不支持率が、それぞれ
33% / 56%、
33% / 53.3%
となっているにもかかわらず、政党支持率では、
民主党 / 自民党が、それぞれ
24% / 16%、
30.3% / 18.0%
と、自民党支持率は低迷している。

夏の参議院比例代表の投票先でも、
民主党 / 自民党は、それぞれ
22% / 19%、
26.3% / 21.2%
となっており、自民党にとっては苦しい状態が続いている。

このような状態をどう打開するのか。体制を刷新するしかない。それを執行部が拒否したために、与謝野、園田両氏が離党し、平沼氏と新党を結成するという。先の共同通信の世論調査では、この新党構想に「期待する」が27.1%、「期待しない」が65.9%である。
「シルバー新党」などと揶揄されていることも、この数字の理由であろうが、執行部に対する党内の不満は高まっていくであろう。私は、執行部に体制刷新を求めた以上、それが容れられなければ、いかなる役職にも就かない。
さらに言えば、政策も大胆に見直すべきである。鳩山内閣支持率の急低下は、鳩山、小沢両トップの政治とカネをめぐる問題である。これらについては、どの世論調査を見ても、「説明不足」、「小沢一郎氏は幹事長を辞めるべきだ」という声が圧倒的である。そして、郵政民営化路線の変更にも国民は批判的である。

その国民の声に謙虚に耳を傾けるならば、政治とカネの問題については、企業・団体献金の禁止を打ち出すべきである。また、公務員の無駄を廃し、改革を進めようとするのなら、国会議員定数の削減をうたうべきである。郵政についても、官が民を圧迫しないように、構造改革の原点に戻らなければならない。
そして、何よりも経済である。先の読売新聞の調査でも、国民が最重要としているのは、「景気や雇用」(36%)である。国際市場の中で、日本企業が生き残ることのできる政策、たとえば法人税減税、規制緩和、重点的産業政策などを展開すべきである。
国際社会で生き残ると言えば、外交・安全保障で日米同盟の重視を再確認すべきである。普天間基地移設問題をめぐる鳩山政権の迷走ぶりには国民はあきれかえっている。
この点について政権を厳しく追及するとともに、テロとの戦いを遂行する決意、そして新しい国際秩序を構想する積極性を国民に示すことが政権奪取への道である。谷垣執行部の決断が求められている。

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/417

【現代ビジネス】


谷垣氏、舛添氏に不満表明 自民県連などの待望論に

自民党は7日、夏の参院選に向け地方組織幹部と意思疎通を図るため、全国幹事長・政調会長会議を都内のホテルで開いた。一部県連から、人気の高い舛添要一前厚生労働相の執行部起用を求める声が出たのに対し、谷垣禎一総裁は登用を検討したことを示唆した上で「電話をしてもつながらず、(事務所を通じ)『瞑想中なので会わない』と返答するような人に仕事を任せるつもりはない。おとこ気の問題だ」と不満を表明、理解を求めた。

会合では谷垣氏が冒頭、「若い力の戦闘力を示すことを通じ、必勝の構えをつくりたい」と中堅、若手を中心とした「影の内閣」が発足したことをアピールした。
これに対し「谷垣総裁を支えるのがわれわれの役目」と結束を訴える声が続出。舛添氏については「執行部に起用し、党が変わったとのイメージを出してほしい」(熊本)、「副総裁か党三役にすれば党の支持率は上がる」(石川)との待望論が出た。

【2010/04/07 21:54 ・共同通信】



与謝野新党問題に加え、自民党内もいろいろな動きが出てくるかもしれません。
(長文のコピーでスミマセン)
by kura0412 | 2010-04-08 15:14 | 政治 | Comments(0)