まだ財源はありました

今回の改定で、後発品の使用促進で生まれる財源が、改定率に組み込まれていないことに議論が沸いてきています。

長妻大臣の国会答弁では、前回改定(自民党政権下)と同じ計算でやっているとのことでした。実は私もこのことは知りませんでしたし、多くの先生方もそれに気づいていなかったようです。
ということは、本体プラス改定が実質何%という議論に注目するのでなく、医療に回す財源はまだ残っていたということです。
確かに、単純に財源に対して色が付いているわけではないですが、その気になればまだ医療の予算をやり繰りすれば、少なくてももう少しは改定率を上げることは可能でした。

マァ、自民党政権でも民主党政権でも、それを財源にはしていなかったのですから、この後発品の財源についてはどっちもとっちという印象です。しかしながら、2年後の改定時の大きな課題にはなりました。
Commented by 開業歯科医 at 2010-02-25 17:03 x
薬価引下げ分を改定財源にするため、12月に中医協に出された資料には、「後発品のある先発品の薬価引下げ分」が、財源としてもりこまれていました。
しかし、改定率を決定した時の資料には、この分の600億円がすっぽりと抜け落ちて、あたかもプラス改定のように粉飾されています。

600億円はどうしたのか?の問いに、国は「後発品の使用促進で結果的に生まれる財源は、元々、改定率に組み込まれていない」と全く別の話を持ち出して回答し、問いにきちんと答えずに、ごまかそうとしています。

日歯は、このことを見抜けているのかな?
Commented by はな at 2010-02-25 21:33 x
政権一年目、100日目のやる気のある時期に粉飾改定を
かまされると2年後がとても不安ですね。
by kura0412 | 2010-02-25 14:38 | 政治 | Comments(2)

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